塗装の基礎知識

フッ素塗料 vs 無機塗料、どっちがお得?倉敷の職人が本音で解説

フッ素VS無機 どっちがお得?倉敷の職人が本音で解説 タイトル

「フッ素と無機、どっちがいいですか?」

外壁塗装の打ち合わせで、最近とても多くいただくご質問です。どちらも「高耐久塗料」として知られていますが、価格も耐用年数も違います。「値段が高くても長持ちする無機塗料がいい?」「コスパのいいフッ素塗料で十分?」と迷われている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、フッ素塗料と無機塗料の違いをわかりやすく比較し、どんなお客様にどちらが向いているかを本音でお伝えします。実際に塗夢が取り扱っているKFケミカルやアステックペイントの塗料も具体的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

そもそもフッ素塗料・無機塗料って何が違うの?

まずは、それぞれの塗料の基本的な特徴を整理しましょう。

フッ素塗料とは

フッ素塗料は、フッ素樹脂を主成分とした塗料です。フッ素は自然界でも非常に安定した物質で、紫外線や熱・酸・アルカリに対して高い耐性を持っています。フライパンのコーティングやゴアテックスにも使われている素材で、「強い・汚れにくい・長持ち」が特徴です。

耐用年数は約15年が目安で、一般的なシリコン塗料(7〜9年)より大幅に長持ちします。

無機塗料とは

無機塗料は、ガラスや石などの「無機成分」を有機樹脂に混合させた塗料です。無機物は本来、紫外線で劣化しないため、塗膜の耐候性が非常に高くなります。無機成分だけでは施工が難しいため、現在の無機塗料は「無機・有機ハイブリッド」が主流です。

耐用年数は約20年が目安で、現在市販されている塗料の中では最高クラスの耐久性を誇ります。

フッ素 vs 無機、5つの比較ポイント

比較項目フッ素塗料無機塗料
耐用年数約15年約20年
30坪の費用目安90万円~120万円110万~140万円
汚れにくさ◎親水性が高く汚れを流しやすい
非粘着性により汚れが付きにくい
◎フッ素よりもさらに高い親水性
表面が硬く汚れが付きにくい
油をはじくため油汚れも付きにくい
初期費用やや高い高い
施工のしやすさ△職人の技術が必要

耐用年数

無機塗料のほうが5〜10年ほど長持ちします。ただし「耐用年数20年以上」というのは、適切な施工・環境・メンテナンスが前提です。塗料の性能だけでなく、職人の施工品質が耐久性に大きく影響することを覚えておいてください。

費用(初期コスト)

無機塗料はフッ素塗料より約20万円ほど高くなるケースが多いです。ただし、耐用年数が長い分、次の塗り替えまでの期間が延びます。「初期費用」だけで比べるのではなく、30年・40年スパンでのトータルコストで考えることが重要です。

汚れにくさ・美観の保持

どちらも汚れにくい塗料ですが、無機塗料のほうが光沢の持続性・防藻・防カビ性能で上回ります。「いつまでもきれいな外壁を保ちたい」という方には無機塗料が向いています。

施工品質への依存度

無機塗料は有機成分と無機成分のバランスが繊細なため、施工方法を誤ると本来の性能が発揮されません。知識が高い職人による施工が非常に重要です。知識や技術力の低い業者に依頼してしまうと、高価な塗料を使っても短期間で剥がれが起きるリスクがあります。

柔軟性・ひび割れへの対応

無機成分を多く含む塗料は、フッ素塗料に比べてやや硬くなる傾向があります。地震や建物の揺れに対してひびが入りやすいというデメリットを指摘する声もありますが、近年の無機ハイブリッド塗料はこの課題をかなり改善しています。

塗夢が取り扱うフッ素・無機系塗料を紹介

KFケミカルのフッ素・無機系塗料

KFケミカルは、業界でも高い評価を受けている国内塗料メーカーです。塗夢では長年の信頼関係のもと、フッ素系・無機系塗料を中心に採用しています。施工管理のしやすさと品質の安定性が高く、年間1,000棟以上の施工を行う塗夢の現場でも信頼して使い続けています。

アステックペイントのフッ素系塗料「マックスシールド」

アステックペイントは、遮熱塗料の国内メーカーシェアNo.1を連続獲得している実力派の塗料メーカーです。塗夢もアステックペイントの認定店として、品質の高い塗料をご提供しています。

マックスシールドシリーズは、グレード別にウレタン・シリコン・フッ素の3種類が展開されています。なかでもマックスシールド1500F-JY(フッ素グレード)は、「完全交互結合型フッ素樹脂」を採用した高性能フッ素塗料です。通常のフッ素樹脂は結合に弱い箇所があり紫外線で劣化しますが、このフッ素樹脂は規則的な交互結合により紫外線に非常に強く、期待耐用年数は16〜20年。セラミック成分配合による低汚染性・防カビ・防藻性にも優れており、長期間にわたって美しい外観を保ちます。

アステックペイントの意匠系塗料「グラナートSP」

グラナートSPは、フッ素や無機塗料とはまた違った魅力を持つ、アステックペイントの多彩模様塗料です。良質なアクリルシリコン樹脂をベースに、様々なサイズ・色のチップを配合することで、天然石のような立体感と深みのある仕上がりを実現します。

「ただ塗り替えるだけでなく、外観をおしゃれにしたい」「単色では物足りない」「高級感のある仕上がりにしたい」というお客様に大変ご好評いただいています。耐用年数も促進耐候性試験で15年以上が実証されており、デザイン性と耐久性を両立したい方に最適な塗料です。カラーは10色展開で、ベーシックなイエロー系・レッド系からアクセントカラーまで豊富なバリエーションからお選びいただけます。

アステックペイント「グラナート」

https://astecpaints.jp/products/detail/16

結局どっちがお得?塗夢の本音

「フッ素と無機、どちらがお得ですか?」という質問に、塗夢として正直にお答えします。

「何年お住まいになるか」と「ご予算」で選ぶのが正解です。

たとえば、現在築15年の家にお住まいで、お子さんが独立してから売却や建て替えを検討されているなら、無機塗料で25年持たせる必要はありません。フッ素塗料で15〜20年しっかり守るほうがコスパが良くなります。

家の塗り替えを悩んでいる家族のイラスト

一方、「この家に30〜40年住み続けたい」「次の塗り替えは子どもに任せたくない」とお考えなら、初期費用が高くても無機塗料が長期的にはお得になるケースが多いです。

また、「耐久性も大事だけど、せっかく塗るなら見た目にもこだわりたい」という方には、グラナートSPのような意匠系塗料も選択肢として大変おすすめです。耐久性・美観・個性のすべてを叶えることができます。

塗夢では、お客様のご要望・ご予算・建物の状態・お住まいの年数を丁寧にお聞きした上で、最適な塗料をご提案しています。「塗料に詳しくない」という方でも、わかりやすくご説明しますのでご安心ください。

塗料選びで失敗しないための3つの注意点

塗料のグレードより施工品質が大事

塗装職人

どんなに高性能な塗料でも、施工が雑では本来の耐久性が出ません。塗料選びと同じくらい、「誰が塗るか」を重視してください。

カタログの耐用年数を鵜呑みにしない

「耐用年数20年」は、理想的な条件下での数字です。実際の耐久性は、建物の立地・環境・外壁材の状態によって変わります。メーカーのカタログ値はあくまで参考としてお考えください。

「安い無機塗料」や「オリジナル塗料」には注意

相場よりも大幅に安い無機塗料やオリジナルの無機塗料を提案してくる業者には要注意です。品質の低い類似品を使っているケースや、施工工程を省略しているケースがあります。塗料名・メーカー名・品番を必ず確認しましょう。

まとめ

フッ素塗料と無機塗料、どちらがお得かは「住み続ける年数」「ご予算」「建物の状態」によって変わります。一概に「無機が最強」とは言い切れず、お客様それぞれに最適な答えがあります。

大切なのは、塗料の性能だけで選ばず、信頼できる業者に相談して自分の家に合ったプランを選ぶことです。

倉敷市・岡山市・総社市で外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ塗夢の無料診断・無料見積もりをご利用ください。フッ素・無機・意匠系など、実際の塗料サンプルを見ながら丁寧にご説明します。「どの塗料がいいか全然わからない」という方でも、お気軽にご相談ください。

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