塗装の基礎知識

倉敷市の雨漏り修理10例から分かった多い原因と再発させないポイント

倉敷市の雨漏り 多い鯨飲と再発させないポイント

目次

倉敷市は、温暖な気候の中にも「夏の猛烈な豪雨」「秋の台風」「冬の横殴りの雨」という、雨漏りが起こりやすい条件がそろった地域です。
雨漏りの相談件数は年々増えており、塗夢でも調査のご依頼は年間を通して途切れることがありません。

この記事では、倉敷市で実際に行った 雨漏り修理10件以上の事例をもとに
・なぜ倉敷で雨漏りが多いのか
・どんな家で、どんな症状が起きやすいのか
・どんな調査で原因を突き止めたか
・どのように修理したのか
などを、地域に根ざした視点で詳しくまとめました。

倉敷市で雨漏りが起こりやすい理由

倉敷市の雨漏りは、単なる「老朽化」だけが原因ではありません。
実際には、地域の特徴が深く関係しています。

台風や豪雨の通り道になりやすい

倉敷市は瀬戸内海に面し、台風や線状降水帯の影響を受けやすい地域です。また山地からも暖かく湿った空気が山地や前線にぶつかることで積乱雲が発達し、帯状に並んで停滞するため、山間部や盆地周辺で発生しやすく、真備から倉敷市内へと進むことも多いです。
特に近年のゲリラ豪雨は、短時間にとてつもない量の雨が降るため、“普段なら耐えられるはずの家の隙間から水が入る”ことが増えています。

築20〜35年の住宅が多い(劣化が重なる時期)

倉敷市には、1990年代〜2000年代前半に建てられた住宅が多く、ちょうど今、その外壁や屋根が一斉に劣化する時期を迎えています。当時は高台の団地に住宅が建てられることが多く、高い場所にある分、雨風の影響を強く受けやすいのも特徴です。

・スレート屋根のひび割れ
・コーキングの劣化
・バルコニー防水の寿命
・瓦屋根のズレ
こういった症状が雨漏りを引き起こします。

海からの風による「横殴りの雨」

倉敷は平地が多く、風の抜けが良い地域です。
特に南からの風が強い日は、横殴りの雨が屋根や外壁の弱点を狙い撃ちします。

通常、外壁は“上からの雨”には強い構造ですが、横からの強い雨には弱い部分があり、ここから浸水するケースが多発しています。

倉敷市で多かった雨漏り原因トップ5(実例から抽出)

第1位 屋根の劣化(スレート・瓦・板金)

屋根の劣化

屋根は普段目にする機会がほとんどないため、劣化に気づきにくい場所です。倉敷市でも雨漏りの原因としてよく見られます。天井や壁紙にシミができて、はじめて不具合に気づくことも多く、その頃には修理が大掛かりになるケースもあります。

特に多かったのは・・

✔ 棟板金の浮き
✔ スレート屋根の割れ
✔ ルーフィングの寿命
✔ 谷板金の穴あき

屋根は“表面”より“内側の防水紙”の劣化が多いため、外から見ただけでは原因が分からないのが特徴です。

第2位 バルコニー防水の劣化

バルコニー防水の劣化

倉敷市は、バルコニーが広い家が多い地域です。
そのため「防水層の劣化」からの雨漏りが非常に多くあります。

・トップコートのひび割れ
・排水ドレンの詰まり
・防水層の膨れ
・立ち上がり部分からの浸水

特に“築15年以上メンテナンスなし”の場合、高確率で雨漏りしています。

第3位 サイディング外壁のコーキング劣化

外壁コーキングの劣化

倉敷市ではサイディング住宅の割合が高く、多くの家で以下の症状が発生しています。

・コーキングの破断
・剥離

ここから雨水が浸入し、内部の防水シートを越えてしまうと雨漏りとして発生します。

第4位 窓まわりの隙間

横殴りの雨が当たりやすい「2階の窓」がよく雨漏りします。

・窓上部の水切りの浮き
・コーキングの劣化
・サッシと外壁の隙間

「窓の上だけ濡れる」というケースは、このパターンが多いです。

第5位 バルコニーや屋上の笠木のジョイント

バルコニーや屋上にある笠木から雨漏りすることがあります。基材を傷めてしまい外壁が剥離してしまいます。

【実例】倉敷市で調査した雨漏り10件の詳細レポート

実際に倉敷市で行った本物の雨漏り調査レポートをご紹介します。

ケース1 倉敷市児島エリア 大屋根からの雨漏り

症状:2階の天井にシミ
原因:瓦のズレとルーフィングの腐食
修理:大屋根の葺き替え+防水紙の張り替え
工期:約10日
費用:125万円

天井に雨染みがあり天井裏を調査したところいくつも雨染みが見つかりました。屋根に上がって調査すると瓦のズレが見つかり、そこから雨が侵入したと思われました。ルーフィング(防水紙)が劣化しているので新しく張り替えました。

ケース2 倉敷市中庄エリア バルコニーからの雨漏り

バルコニー軒裏の腐食

症状:バルコニー軒裏の腐食
原因:バルコニー防水層の劣化
修理:防水工事(FRP防水)
工期:4日
費用:29万円

バルコニー防水層の劣化による雨漏りがありました。雨水は下に降りていくので下地を腐食させていました。

ケース3 倉敷市児島エリア 屋上からの雨漏り

症状:建物基材を腐食させる
原因:屋上防水層の劣化
修理:防水工事(FRP防水)
工期:4日
費用:28万円

外壁の現地調査時に屋上防水層の雨漏りが分かりました。まだ症状として見えていませんでしたが内部に侵入しているのですぐに工事が必要でした。

ケース4 倉敷市中心エリア マンション屋上からの雨漏り

症状:いくつかの部屋に雨漏り
原因:屋上ゴムシート防水の劣化
修理:防水工事(ウレタン防水)

このマンションは5階建てですが、1階にまで雨漏りの症状がありました。雨水は建物の外壁をつたっていくので外壁も補強工事をしました。

ケース5 倉敷市中心エリア 外壁からの雨漏り                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

症状:建物基材を腐食させる
原因:外壁コーキングの劣化
修理:サイディングの張り替え
費用:110万円

外壁のコーキングが劣化により切れていて雨水が侵入しました。建物はサイディングが直貼りだったため、水が回ってしまい、基材が一部腐食していました。サイディングは貼り替え、通気工法で施工しました。

ケース6 倉敷市児島エリア 屋根からの雨漏り

症状:軒天の腐食
原因:屋根の劣化
修理:屋根修繕工事
費用:13万円

屋根からの雨漏りで軒天は腐食していました。屋根の修繕工事、破風のカバー工法をしました。

ケース7 倉敷市中庄エリア 箱樋からの雨漏り

症状:軒天の剥がれ
原因:箱樋ジョイント部の劣化
修理:箱樋板金修理
費用:18万円

箱樋ジョイント部が劣化し雨漏りを起こしていました。軒天に雨水が回り剥がれやコケが発生していました。費用を抑えるため雨漏り部分のみを板金で修繕しました。

ケース8 倉敷市中心エリア バルコニー笠木からの雨漏り

症状:外壁の剥がれ・サビ
原因:バルコニー笠木の劣化
修理:笠木修繕工事
費用:30万円

バルコニー笠木から雨水が入り、外壁の剥がれやサビが出ていました。笠木を取り外し防水テープを貼り雨水が基材に侵入しないようにしました。

ケース9 倉敷市茶屋町エリア 箱樋からの雨漏り

症状:軒天の腐食
原因:箱樋の劣化
修理:箱樋撤去・新規設置
費用:11万円

樋からの雨漏りでした。外壁の中に入っている箱樋だったので、外壁も全て撤去して新しく作り変えました。

ケース10 倉敷市児島エリア 屋根からの雨漏り

症状:室内の雨漏り
原因:屋根の劣化
修理:屋根瓦葺き替え
費用:104万円

屋根の劣化で雨漏り葺き替え工事をしました。雨水が回っていたので野地板から取り替えました。

散水調査・サーモグラフィーでの徹底調査の必要性

雨漏りは「見える部分」だけで原因を特定するのは、実はほとんど不可能です。症状が出ている場所の真上から雨水が侵入しているとは限らず、建物内部に入った雨水が流れやすい方向へ枝分かれして進むこともあります。そのため、本当の侵入経路を見つけることが何より重要です。

塗夢では、こうした複雑な雨水の動きを踏まえ、以下の方法で丁寧に調査を行っています。

散水調査(雨を再現する最も確実な方法)

雨の日と同じ条件を再現するため、
・屋根
・外壁
・窓周り
・バルコニー
・板金のつなぎ目
などに水をかけて原因を特定します。

水分計調査

雨漏り 水分計調査

水分計を使ってどの程度水分が含まれているかが分かります。

屋根裏点検(最も確実な調査)

雨漏りの屋根裏調査

サーモグラフィー(温度差で浸水を検知)

サーモグラフィによる調査

内部に回った水は温度が変わるため、サーモで一気に発見できます。

倉敷市で雨漏り修理を依頼する際の注意点

倉敷市には雨漏り修理を行う業者が多いですが、業者選びを誤ると“再発”します。

✔ 写真を撮らない業者は注意

調査写真を見せてくれない業者は論外です。


✔ 応急処置ばかり勧める業者

コーキングで一時的に止まっても、
内部の問題は全く解決していないことが多いです。


✔ 散水調査をしない業者

経験だけで判断するのは非常に危険です。

倉敷市の雨漏り修理費用の目安

種類別にまとめると…

・屋根の部分補修:5〜15万円
・谷板金交換:10〜18万円
・コーキング補修:5〜15万円
・バルコニー防水:8〜20万円
・外壁塗装+雨漏り修理:80〜150万円

まとめ:雨漏りは「原因の特定」がすべて

倉敷市で雨漏りが増えているのは、
地域柄の雨の強さ、築年数のタイミング、横殴りの雨、この3つが重なるためです。

雨漏りは「止める」のではなく、「正しい原因にたどり着くこと」が最も重要です。

塗夢では、

・散水調査
・サーモグラフィー
・屋根裏点検
・外壁内部の確認

を行い、必ず原因を特定してから工事を行います。雨漏りに不安を感じた方はお気軽にお問合せください。

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