外壁塗装は何年もつの? 塗装の寿命・耐用年数について 2023.11.01 目次1 外壁塗装の「耐用年数」ってなに? 耐用年数の定義を知ろう1.1 外壁塗装の耐用年数はいつからいつまで??2 外壁塗装は塗料の種類によって耐用年数が違います2.1 シリコン塗料 比較的安価で耐用年数とのバランス〇2.2 フッ素塗料 価格は高めだけど性能の良い塗料2.3 無機塗料 外壁塗装の中では1番の耐用年数3 外壁塗装は立地条件・環境で耐用年数が違います4 外壁の塗装を長持ちさせるには?4.1 塗料は耐用年数が長いものを選ぶ4.2 下地処理の技術の高い職人に施工してもらう5 まとめ こんにちは!外壁塗装はリフォーム工事の中でも費用が多くかかる工事なので、1度塗装工事をしたらできるだけ長くもたせたいですよね。建物には耐用年数があり、塗装は建物を守るためのものです。建物を長く良好な状態を維持するため、塗装によるメンテナンスを繰り返し行うことで、建物を強くしていきます。ですが、その塗装にも耐用年数があります。外壁や屋根の塗装は、室内に比べ、紫外線や雨風にさらされるので、劣化が早く耐用年数は短くなります。耐用年数を過ぎてもそのままにしておくと、建物自体にひび割れが起き、大規模な修繕が必要になることもあります。今回は外壁塗装の耐用年数のめやすや、塗装メンテナンスのタイミングについてご紹介します♪ 外壁塗装の「耐用年数」ってなに? 耐用年数の定義を知ろう 外壁塗装は、先述の通り、建物を守るためのものです。日光による紫外線や雨風といった外部環境から外壁を守り、建物を守らなければなりません。「耐用年数」とは、外壁塗装で雨風や紫外線から建物をを守ることのできる期間のことをいいます。要するに、「寿命」ということです。外壁塗装の耐用年数はいつからいつまで??耐用年数は、外壁塗装をしたときから、外壁に劣化の症状が現れるまでの年数のことです。一般的には10年から20年がめやすです。これは、塗料によっても立地条件によっても、耐用年数が異なってくるので、あくまでもめやすになります。塗装の耐用年数が来たら、建物の腐食や雨漏りを防ぎ、建物の耐用年数を縮めないため、塗装や修繕工事を行いましょう。 外壁塗装は塗料の種類によって耐用年数が違います 外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類によって違います。性能の優れている塗料は耐用年数が長いですが費用が高くなるデメリットもあります。塗夢で取り扱っている主な塗料の耐用年数を見ていきましょう。 シリコン塗料 比較的安価で耐用年数とのバランス〇 シリコン塗料の耐用年数外壁・・約7~9年屋根・・約5~7年シリコン塗料はフッ素や無機塗料に比べ安価です。現在、一般住宅や店舗で最も普及している塗料です。 フッ素塗料 価格は高めだけど性能の良い塗料 フッ素塗料の耐用年数外壁・・約13年~15年屋根・・約12年~13年フッ素塗料は、近年人気が高く、シリコン塗料よりフッ素を選ぶ方が増えてきた印象です。耐用年数が長く、汚れにくい特徴も人気の理由です。 無機塗料 外壁塗装の中では1番の耐用年数 無機塗料の耐用年数外壁・・約20年屋根・・約15年無機塗料は数ある外壁塗装の塗料の中で耐用年数が1番高い塗料です。性能が良く、色褪せしにくい、カビやコケが生えにくいなど、見た目もキレイな状態を長く保てるので、費用が高い塗料ですが人気があります。 このように塗料によって耐用年数は大きく違います。費用は耐用年数が長い程高くなります。足場代や洗浄、養生費などは、塗装工事で必ずかかるものなので、1度の塗装工事費が高くても、次の工事までの期間が長い方が生涯的に塗装工事にかかる金額は安く済みます。 リフォームサポート塗夢で取り扱っている塗料をご紹介します! 外壁塗装は立地条件・環境で耐用年数が違います 外壁塗装は、同じ塗料で塗装しても、建物の立地条件や環境によって耐用年数に差が出ます。例えば海の近くだと塩害の被害に遭いやすく、山や林の近くだと、コケやカビの被害に遭いやすいです。劣化の進行が速くなるので、耐用年数は短くなってしまいます。 建物の南面と北面でも劣化の進み方がちがいます。よく日の当たる南面は紫外線を受けやすく色褪せやコーキングが切れる劣化の進行が速いです。チョーキング現象も南面が一番に起きやすいです。 外壁の塗装を長持ちさせるには? 塗装には耐用年数があり、耐用年数が来ると再塗装のメンテナンスが必要です。塗装工事は高額なリフォームになるので、少しでも長くもたせたいですよね。塗装を長持ちさせる方法をご紹介します。 塗料は耐用年数が長いものを選ぶ 先述の通り、塗料によって耐用年数が違うので、耐用年数の長い塗料を選ぶことで、外壁塗装が長持ちします。価格は高くなりますが、外壁塗装のリフォーム回数を減らすことができます。 下地処理の技術の高い職人に施工してもらう どんなに優れた塗料でも、塗装前の下地処理がきちんとできていないと、耐久性を発揮させることができません。塗料の耐用年数をきちんと引き出すには、しっかりと技術のある、下地処理の重要さをちゃんと理解している職人に施工してもらうことが大事になってきます。 まとめ 外装塗装の耐用年数とは、外壁や建物を雨や太陽光による紫外線から守ることができる期間のことです。一般的に外壁塗装の耐用年数は10~20年が目安とされていますが、外壁塗装に使った塗料の種類、建物の立地条件や環境によって耐用年数の長さは変わってきます。外壁塗装の塗料の耐用年数は、シリコン塗料は7~9年、フッ素塗料で13~15年、一番耐用年数の長い無機塗料では約20年といわれています。外壁に使用される塗料の耐用年数を把握し、劣化状況にも早めに気づいて再塗装することで、建物を長く美しい状態に維持することができます。 塗装の基礎知識一覧へ