倉敷市で外壁塗装・テラス防水工事・手すり塗装の現場 2025.08.18 塗装 目次1 外壁の点検と補修2 外壁下塗りの工程3 車庫上テラスの防水工事(これからの予定)4 手すり塗装:サンダーケレンで錆を落とし中4.1 サンダーケレンとは?5 今後の工事の流れ6 まとめ こんにちは、リフォームサポート塗夢です。今回の現場ブログでは、倉敷市で進行中の外壁塗装工事の様子をご紹介します。施工内容は、外壁塗装(モルタル壁、クラック補修あり)車庫の上にあるテラスの防水工事手すりの塗装(錆びの補修から仕上げ)となっています。現在はまだ工事途中で、外壁は下塗りまで、手すりはケレン(下地処理)の段階です。ここからどのように仕上がっていくのか、その過程を詳しくご紹介していきます。 外壁の点検と補修 まず着手したのは外壁です。お住まいの外壁はモルタル仕上げで、経年によりクラック(ひび割れ)が複数見られました。クラックといっても幅や深さはさまざまで、髪の毛のように細い「ヘアクラック」から、数ミリの隙間ができているものまでありました。ひび割れは放置すると雨水が侵入し、建物の内部に悪影響を与えるため、必ず補修が必要です。補修では、Uカットやシーリング材を使用してひび割れをしっかり埋めていきました。モルタルは硬い素材ですが、柔軟性がない分ひびが入りやすいため、弾性のある補修材で補強することが大切です。 外壁下塗りの工程 補修を終えたあとは、外壁全体に「下塗り」を行いました。下塗りは、塗装の仕上がりを大きく左右する重要な工程です。モルタル壁の下塗りには「フィラー」と呼ばれる下地材を使います。フィラーは外壁の細かな凹凸を埋め、塗膜の付着力を高める役割を果たします。これを丁寧に塗ることで、中塗り・上塗りの塗料がしっかりと密着し、耐久性の高い塗装につながります。下塗りを終えた外壁は、全体的に白っぽく均一な状態になり、「これから色が入るのが楽しみ!」という段階に入りました。 車庫上テラスの防水工事(これからの予定) 今回の工事では、外壁とあわせて「車庫の上にあるテラスの防水工事」も行います。テラスは長年雨や紫外線にさらされてきたため、防水層が劣化していました。このままでは車庫内部に雨漏りするリスクがあるため、ウレタン防水でしっかり保護する予定です。手順は以下の流れで進めます。 下地処理(清掃・劣化部分の除去)プライマー塗布(防水材を密着させる下地処理)ウレタン防水材の塗布(弾性のある防水層を形成)トップコート仕上げ(紫外線から防水層を守る保護材) こちらはこれからの施工ですが、防水工事が終わると、見た目もきれいになり、安心してテラスを使っていただけるようになります。 手すり塗装:サンダーケレンで錆を落とし中 テラスの手すりも今回は施工対象です。鉄製の手すりは、長年の風雨や紫外線でどうしても錆が発生します。錆を放置すると進行して強度が低下し、最悪の場合は手すりがぐらついてしまう危険性もあります。今回の手すりは錆びが進行していたため、まずは「ケレン作業」から着手しました。 サンダーケレンとは? ケレンにはいくつかの方法がありますが、今回は電動工具「サンダー」を使ったケレンを行いました。サンダーは回転する研磨ディスクで金属表面を削るため、広い面積やしつこい錆を効率よく落とせます。錆をしっかり落とすことは、長持ちする塗装に欠かせません。錆が残っていると、その上に塗った塗料がすぐに剥がれてしまうからです。現在はケレンが完了し、手すり全体が素地の状態に戻りました。次は「サビ止め塗料」を塗布し、その上から仕上げ塗装を行う予定です。 今後の工事の流れ 手摺はケレン後、サビ止めを塗装します。また錆びないようサビ止めは必須です。その後上塗りを2回塗装して手摺は完成です。外壁は、中塗り→上塗りを塗装して仕上げます。テラスは手すりの塗装完了後防水工事にかかります。完成後には外観が美しくなるのはもちろん、建物の耐久性もぐっと高まります。 まとめ 今回ご紹介した倉敷市の現場は、外壁・テラス・手すりと、建物のさまざまな部分を一度に施工しています。工事はまだ途中段階ですが、外壁の下塗りや手すりのケレンといった「下地を整える作業」がすでに進んでおり、職人としても気を抜けない大事なタイミングです。下地処理をしっかり行うことで、塗装の持ちや仕上がりが大きく変わります。完成に向けて、丁寧に工程を重ねていきたいと思います。完成後には改めて仕上がりをご紹介しますので、どうぞお楽しみにしてください。 ブログ一覧へ 関連記事をチェックする