倉敷市でセメント瓦の屋根塗装!汚れにくいフッ素で塗装します♪ 2022.11.18 塗装 目次1 屋根の瓦「陶器瓦」「セメント瓦」のちがい2 セメント瓦の塗装 下塗りをしています3 上塗りの塗装はコケが生えにくいフッ素です こんにちは!岡山県では紅葉は今が見ごろですね♪気温もちょうど過ごしやすいですし、お出かけしたいです。さて、今日は倉敷市で屋根の塗装と破風・鼻隠しの塗装工事をしている現場です♪ 屋根の瓦「陶器瓦」「セメント瓦」のちがい こちらの工事は屋根と破風・鼻隠しの塗装で、屋根材はセメント瓦です。セメント瓦は形状は陶器瓦のようですが、陶器瓦や釉薬瓦とは違い、塗装によるメンテナンスが必要です。陶器瓦や釉薬瓦は瓦に塗装は必要ありません。瓦じゃない部分(棟や漆喰)は劣化するので塗装や埋め直しが必要になります。なぜ瓦に塗装しなくてもいいのかと言いますと、陶器瓦は名前の通り「陶器」だからです。お茶碗や壺のような焼き物なので、塗装して保護することはありません。お茶碗や壺が水分を吸収してしまうことはないですよね。ただし、ひび割れたり欠ける可能性はあります。セメント瓦はセメントでできているので表面から劣化していきます。材質はセメント、モルタル、砂や砂利です。表面の塗装が劣化すると雨水がしみ込んでしまいます。雨水を吸収しやすいので、コケや藻が生えている屋根はセメント瓦やスレート瓦が多いです。セメント瓦を塗装せず放置してしまうと、大抵ルーフィング(屋根材の下にある防水紙)が傷み雨漏りにつながることが多いです。 陶器瓦 セメント瓦 セメント瓦は塗膜が薄くなると、防水性が落ちるので艶がなくなり、色褪せたようになります。雨水を吸収しやすくなりコケや藻が生えていきます。コケや藻が生えるとそこに水分がとどまり根を生やすので割れやすくなってしまいます。どんどん屋根材を傷めてしまうので、早いうちに塗り替えることが大事なんです。↑洗浄前の屋根です。塗膜が薄くなり表面がでこぼこ、ざらざらしていき、そこに雨水が溜まるのでコケが生えていきます。洗浄で全て取り除き塗装していきます。 セメント瓦の塗装 下塗りをしています セメント屋根を塗装していきます。最初は下塗りをします。下塗り材と上塗り材は違う塗料です。上塗りは2回3回重ねて塗装しますが塗料は同じです。上塗りで色をつけていきます。下塗り材は上塗りに隠れて見えなくなります。ですが、下塗りは実はとても重要な工程なんです。下塗り材は上塗り材との密着性を高めるためや小さなひび割れを補修する役割があります。もし、下塗りの工程を省いてしまうと、完成した様子は同じようになりますが、数年で劣化に違いが出てきます。下塗りがないと、密着が弱いため、塗膜が剥がれやすくなります。上塗りの塗装はコケが生えにくいフッ素です下塗りが完了したら上塗りの工程です。上塗りは基本2回塗装します。状態によっては3回のときもあります。上塗りは汚れにくく、コケが生えにくいところが特徴のフッ素塗料です。フッ素塗料がコケが生えにくい理由は、フッ素塗料には有機物が少ないからです。有機物が多いとコケや藻の栄養になるのでどんどん増えていってしまいます。有機物が少なく、無機物が多いフッ素塗料はコケや藻が生えたり広がりにくいんです。フッ素塗料には汚れにくい特徴もあり、その理由は「親水性の高さ」です。親水性は撥水性の逆の意味になります。撥水性のように汚れや水をはじく性質とは反対で、親水性は水が塗膜になじみ濡れやすいので、汚れと塗膜のすき間に水が入り込み汚れをスルンと流してくれるんです。ですので、雨が降る度キレイにしてくれるんです。フッ素塗料は今とても人気の塗料です♪写真は1回目の上塗りなので、ツヤの感じも分かりにくいですが、もう1回重ねるともっとツヤの感じが分かります。美しいツヤもフッ素塗料の特徴です。もう1層重ねて塗装して完成になります♪塗夢のおすすめ塗料 ブログ一覧へ 関連記事をチェックする