岡山市南区のビル 雨漏りを修理し防水塗装をします! 2023.09.08 塗装 目次1 防水塗装は厚膜にするため山上げを2回します2 屋上の防水工事は、機械固定工法で2.1 屋上やバルコニーは雨漏りしやすい2.2 既存のシート防水は立ち上がり部分を撤去2.3 機械固定法で空気の通り道をつくる3 割れたガラスタイルも修繕しました こんにちは!今日は岡山市南区のビルで防水塗装をする現場です!こちらのビルは雨漏りをしていて、事務所内の壁紙が黒ずんでめくれていました。とにかく雨漏りを止めることを優先するので、塗装の中でも防水をすることができる防水塗装をします。 防水塗装は厚膜にするため山上げを2回します こちらの建物は防水塗装をします。防水塗装は弾性のレナエクセレントを山上げをして塗膜を作ります。レナエクセレントは伸縮性があり、高い追従性(建物の動きに合わせてついていく動き)があるので、ひび割れが起きにくくなります。塗装方法は、マスチックローラーを使って塗料を立たせる塗装(山上げ)を2回重ねるので、強い防水性のある塗膜になります。 ↑山上げを2回したところです。この上にさらに上塗りを2回塗装して仕上げます。戸建て住宅でもモルタルやALCパネルのお家では山上げをして塗装することがあります。ひび割れしにくくなり、ゆず肌のような立体感のあるデザインになるので、仕上がりも美しいです。住宅ではレナエクセレントではなく、サーフという下塗り材で山上げをすることが多いです。 ↑山上げした塗膜に上塗りを2回重ねて仕上げました。厚膜塗装は、凹凸のあるデザインなので、単色で塗装しても模様が出るので、美しく高級感もあります。色を変えるだけで、和風でも洋風のお家でも似合います。 この山上げをする塗装方法はずっと以前からあったようですが、山上げをいかにツンツンにするかが流行った時期もあったそうです。今では山上げは下塗りでして、その後上塗りを2回するので、チクチクしたような塗膜にはなりませんが、ツンツンにするのが流行った時期では、上塗りでも山上げをするやり方で、ツンツンしたデザインにしていたそうです。当たったら痛いらしいです。 こちらの建物と同じ防水塗装をした現場ブログ→https://paint-tom.com/blog-rainleaking/36436/→https://paint-tom.com/blog-rainleaking/36158/ 屋上の防水工事は、機械固定工法で 屋上やバルコニーは雨漏りしやすい 今回の工事では、外壁の塗装のほかにも屋上の防水工事やバルコニーの防水工事もします。屋上は屋根塗装のように定期的に防水工事をする必要があります。屋上の防水層が劣化し、雨漏りをすると、雨水は重力でどんどん下に進み、室内にまで被害が及んでしまいます。バルコニーも同じで、バルコニーの真下に部屋がなければ、まだ被害は少ないですが、バルコニーの真下がリビングという住宅もたくさんあります。こちらのビルでは、3階のバルコニーの手すりから雨水が侵入していて、1階の事務所内に雨漏りの症状として出ていました。建物内に雨水が入ってしまうと、クロスのめくれやカビが生えたりと、修理も大変になってしまいます。基材を傷めてしまう前に早めのメンテナンスが大事です。 既存のシート防水は立ち上がり部分を撤去 既存の防水層は、シート防水です。この既存のシート防水の上に機械固定法でさらにシート防水をします。立ち上がり部分は機械固定法ができなく、密着させるやり方になるので、既存のシートは撤去になります。屋上が広いので撤去するだけで時間がかかります。 機械固定法で空気の通り道をつくる 機械固定法というのは、既存の防水と新しい防水とを密着させない工法になるので、劣化した建物に防水工事をする際によく使われる施工法です。劣化した建物に、新しい防水層を密着させる、”接着工法”をしてしまうと、建物の内部にある水分が蒸発しようとして外に出ようとするときに、防水層を押し上げて破壊させてしまうのです。なので既存の防水層と新しい防水層との間に通気をさせて防水層を押し上げない施工法を使います。蒸発した水分は水蒸気になり脱気筒から外に出ていくので新しい防水層が浮くことはありません。 上の写真はシート防水工事の完成です。既存のシートの上から新たにシートをかぶせているので、脱気筒を取り付けています。脱気筒は、勾配の一番高い箇所に取り付けます。こちらの屋上は2箇所設置しました。広さや形状で取り付ける個数が違います。 割れたガラスタイルも修繕しました 割れたガラスタイルの修繕もしました。割れた箇所だけを撤去し、新しいタイルを取り付けました。 ガラスを割り、完全除去しました。ガラスを固定している目地も撤去します。周りのガラスタイルに影響しないよう慎重に撤去していきました。 ガラスタイルをはめ込み、目地も復元しました。他の目地もひび割れている箇所や浮いている箇所があったので補修しました。リフォームサポート塗夢は塗装だけでなく、外壁や屋根のどんな工事でも承っています。外回りの工事はなんでもできます♪気になっているところがありましたらお気軽にお問合せくださいね♪ ブログ一覧へ 関連記事をチェックする