倉敷市 外壁塗装を多彩色仕上げで新築の様な美しさ 2025.11.18 雨漏り対策 目次1 施工前の外壁の状態2 スズカファイン「WBアートシリーズ」とは2.1 立体感のある高級デザインを再現2.2 専用ローラーを使用した独自の工法2.3 仕上げは“粒状クリヤー”でさらに高級感アップ3 WBアート工法の工程紹介3.1 高圧洗浄・下地処理3.2 下塗り3.3 ベース色の塗装3.4 WBアート専用ローラーで模様付け3.5 粒状クリアーでの仕上げ4 付帯部塗装5 仕上がりの印象6 まとめ 倉敷市で行っている2階建て住宅の外壁塗装工事についてご紹介します。今回の現場は、スズカファインの「WBアートシリーズ」による多彩色仕上げです。既存の外壁は、1階がブラウン系・2階がアイボリーという落ち着いたツートンカラーでしたが、経年劣化による色褪せが進み、外観の印象が大きく変わってしまっていました。そこで今回は、1階はベージュ系の多彩色、2階は既存より少しベージュ寄りのアイボリーで再仕上げを行い、新築時のような立体感と質感を取り戻す工事を実施しています。この記事では、実際の施工の流れや、独特の仕上がりを生み出すWBアート工法の特徴、そして現場での写真も交えながら分かりやすくご紹介します。 施工前の外壁の状態 現場調査で外壁を確認したところ、1階・2階ともに紫外線による色褪せが大きく進行していました。凹凸のあるサイディングは特に表面の塗膜が傷みやすく、色が飛びやすい特徴があります。とくに1階のブラウン部分は、濃色であるほど劣化が目立ちやすく、本来の深みや立体感が失われていました。2階部分もアイボリーのはずが、くすんだ白に近いトーンになっており、家全体にメリハリがありませんでした。 スズカファイン「WBアートシリーズ」とは スズカファインのWBアートシリーズは、凹凸のある専用ローラーを使用することで、ダブルトーン塗装以上に自然で美しいグラデーションを表現できる、非常に人気の高い塗装工法です。 立体感のある高級デザインを再現 WBアートシリーズは、単色塗装では再現できない深み・陰影・質感を持つ多彩仕上げです。サイディングの凹凸に合わせて複数色がランダムに乗るため、新築時のような自然な風合いが蘇ります。 専用ローラーを使用した独自の工法 大きな特徴は、WBアート専用ローラーを使用する点です。専用ローラーの特徴は短毛表面に凹凸を持っています。この凹凸によって、外壁に「色がのる部分」と「のらない部分」が自然に分かれ、まるで職人が手作業で模様付けしたようなムラの質感や濃淡が美しいデザインになります。 仕上げは“粒状クリヤー”でさらに高級感アップ WBアートシリーズの仕上げには、粒状の塗料が入ったクリアー塗装を行います。このクリアーには非常に細かい粒が入っており、光に当たるとわずかに反射して、外壁表面に自然な質感と奥行きを与えてくれます。この粒状クリアーのおかげで「まるで新築時のサイディングのような質感が戻った!」という声をいただくことも多い仕上げです。 WBアート工法の工程紹介 高圧洗浄・下地処理 まずは外壁全体に蓄積した汚れや古い塗膜をしっかり落とすため、高圧洗浄を行います。こちらの外壁はサイディングですが、目地はハウスメーカー専用のガスケットで、状態も良好だったためそのまま使用しました。胴差上部やジョイント部などはコーキングを打ち替えました。 下塗り WBアートシリーズでは、下塗りで一度外壁全体を均一な色にリセットします。どんなに良い仕上げ材を使っても、この工程が不十分だとムラの原因になるため、しっかり膜厚をつけて塗装します。 ベース色の塗装 次にベースの塗装をします。ベージュの色で全体を塗装していきます。 WBアート専用ローラーで模様付け サイディングの凹凸に合わせて濃淡がつき、奥行きのある模様が表現されます 専用ローラーは、通常のローラーでは絶対に出せない「柄の揺らぎ」があり、サイディングの凹凸に合わせて色の乗り方に強弱が出るのが特徴です。職人がローラーを動かすたびに、多彩色ならではの美しい模様が浮かび上がっていく工程は、見ているだけで楽しくなる瞬間でもあります。塗り進めるにつれて、単色では出せない複雑な模様が立体的に現れます。1階部分はベージュ系の多彩色を使用したため、温かさと柔らかさを感じる仕上がりになり、家全体がぐっと上品に見える印象に変化しました。 粒状クリアーでの仕上げ 最後に、WBアート工法の仕上げとなる“粒状クリヤー”を塗装します。このクリヤー塗料に含まれた細かな粒が光に当たると外壁に自然な陰影を生み、より新築時のサイディングのような質感が蘇ります。施工の写真は白濁していますが、乾くと透明色になります。美観性だけでなく、外壁の防汚性や耐候性も高まるため、見た目にも耐久性にも優れた仕上がりです。 付帯部塗装 多彩色仕上げに合わせ、付帯部も丁寧に塗装。外観全体の調和を大切にしています 外壁が完成した後、水切り・雨樋・窓枠などの付帯部分も塗装します。付帯部は外壁を引き立てる重要なパーツで、色の選び方や塗り分けの仕方によって仕上がりの印象が大きく変わります。今回は外壁に合わせ、落ち着いた色合いで統一し、全体が美しくまとまるよう仕上げました。 仕上がりの印象 今回の塗装では、1階:ベージュ系の多彩色で柔らかく上品な風合いに2階:既存より少しベージュ寄りのアイボリーで清潔感アップというバランスで仕上げています。特に1階部分は多彩色ならではの立体感が出ており、近くで見ると複数色が重なり合って本物のサイディングのような質感が再現されています。2階は明るすぎず、ほどよいベージュ寄りのアイボリーで、落ち着きと清潔感があり、太陽光の下でもきれいに見える色です。 まとめ 今回の倉敷市の現場では、スズカファインのWBアートシリーズを使用した多彩色塗装を採用し、外壁の立体感や美しさを最大限に引き出す仕上がりとなりました。専用ローラーでしか出せない独特の模様粒状クリアーによる自然な質感色褪せたサイディングでも新築時の美しさが蘇る多彩色仕上げは、家の雰囲気をガラッと変えたい方や、サイディングの意匠を活かしたい方にとくにおすすめの工法です。リフォームサポート塗夢では他にも多彩色仕上げの施工事例がたくさんあります。 外壁塗装するなら おしゃれなダブルトーン塗装♪倉敷市 高級感のある多彩色の塗装!グラナートで石目調にまるでアート!色の移ろいを楽しむグラデーション塗装 お問い合わせはこちら ブログ一覧へ 関連記事をチェックする