倉敷市 エイジング塗装で蘇る、レンガ調外壁が完成! 2025.06.11 塗装 目次1 施工前の状態 傷みや劣化が進行していました2 下地処理と補修2.1 コーキング・ガスケットの完全撤去・新規打ち替え2.2 下地のケレンや洗浄3 ダブルトーン+焦げ調・奥行き演出:エイジング塗装の最大の魅力3.1 ベースのダブルトーン塗装3.2 エイジング塗装でレンガの焦げ調を装飾4 その他のカラー設計は全体バランスを考慮して5 ビフォアー・アフター5.1 ビフォアー5.2 アフター こんにちは!エイジング塗装工事の現場がついに完成しました!今回は、グレー石目調サイディングの部分を、 南面のバルコニーから1階までをレンガ調のアンティーク風エイジング塗装 に大胆チェンジ。その仕上がりは期待以上!ビフォーアフターでガラリと雰囲気が変わりました。 施工前の状態 傷みや劣化が進行していました 着工前の外壁は、サイディング全体やバルコニーの防水に以下のような劣化症状が出ていました 細いクラック(ヒビ)が至る所に発生色褪せ 塗膜の保護機能がない状態コーキング(窓周り・板継ぎ部分)が切れ、雨水浸入の懸念ありガスケット(ジョイント部の劣化があり撤去)バルコニー防水層の劣化 → 防水機能がほぼ失われ、防水工事が必要な状態サイディングのずれ 振動や地盤沈下によってもずれることがある このまま放置していれば、内部の防水層や基材にダメージが及ぶのは時間の問題でした。安全と見た目の両面から、きちんとメンテナンスする必要がある状態だったと言えます。 下地処理と補修 外観を大胆チェンジする前に、まずは劣化部分の徹底補修からスタート※塗装するにあたって下地処理が1番重要です。 外壁塗装の全工程を徹底解説!こだわりの下地処理と使用道具 コーキング・ガスケットの完全撤去・新規打ち替え 全てのサイディング目地、窓サッシ周り、取り合い部分の劣化コーキングとガスケットを完全撤去。新たに打ち替え、雨水侵入を防ぐ構造に再構築。 胴差上部とサイディングのすき間をコーキングで埋めました。下部は湿気を逃がすために打ちません。 下地のケレンや洗浄 ひび割れ部の目粗し、清掃、ホコリ除去を丁寧に行い、塗料の密着性を高める下地準備をします。高圧洗浄機を使って建物を丸洗いします。 ダブルトーン+焦げ調・奥行き演出:エイジング塗装の最大の魅力 ベースのダブルトーン塗装 エイジング塗装はダブルトーン塗装の進化系です。まずはベースのダブルトーン塗装を行います。 下塗り 普通に塗装するときと同じです。最初は下塗りをし塗料の密着性を高めます。上塗り1回目 上塗り塗料の1回目はダブルトーンの目地色になる色を塗装します。上塗り2回目 目地色の色は目地部分を3回塗りにするため同じ色を重ねます。表面の色上塗り1回目 ダブルトーンの表面になる色を短毛ローラーで塗装します。表面の色上塗り2回目 表面の色を安定させるためにもう1回重ねて塗ります。 倉敷市で外壁をダブルトーン塗装にするなら実績多数の塗夢で♪ ここまでの工程がダブルトーン塗装です。このあとエイジング塗装に入ります。 エイジング塗装でレンガの焦げ調を装飾 エイジング塗装エイジング塗装1回 スポンジのような道具でポンポンと焦げ感を出しますクリアー塗装1回目 クリアー塗装で塗装全体を保護します。クリアー塗装2回目 1回だけでは塗膜の厚みが取れないので2回重ねて塗装し完成です。 エイジングは濃淡を表現し重厚感を出す塗装です。そのため塗料を薄めて塗装していきます。薄めた塗料は色褪せやもちが弱いので、最後にクリアー(透明色)で塗装し塗装のもちをよくします。今回のクリアーはフッ素塗料を使用したので、汚れにくく、色彩が長持ちします。 レンガ部分には、焦げたような陰影・濃淡を部分的に装飾。これは単なる塗り分けではなく、筆やスポンジなどを用いた“エイジング技術”です。職人の手作業で、アンティークレンガのような自然な奥行きと表情が生み出されました。 その他のカラー設計は全体バランスを考慮して レンガ調を引き立たせるためにその他の部分にも丁寧な配色計画をしました。南面一部レンガ調以外の面はクリーム色でシンプルにし、明るく清潔感のある仕上がりにしました。樋や換気口はグレージュカラーに統一し、まとまりのある上品な雰囲気になりました。基礎はグレーに塗装することが多いですが、レンガ調のアンティークなイメージを壊さないよう、樋などのパーツと合わせたグレージュに塗装しました。これにより、レンガ調が目立ちながらも、家全体のトーンがバランスよく整い、「おしゃれだけどやりすぎない」雰囲気が完成しました。 ビフォアー・アフター ビフォアー 施行前の全景です。色褪せていましたが、サイディングの色が違う部分は、グレーで多彩色のデザインでした。イメージとしては石目調でした。 アフター レンガ調部分のアンティークな風合いが南面から見事に映え、全体のアクセントに。クリーム&グレージュとの調和も抜群です。色分けは既存は樋で分かれていたのをバルコニーで分けることで、建物が大きく見えます。 ダブルトーンやエイジング塗装はリフォームサポート塗夢におまかせ お問い合わせはこちら ☎086-464-0110 ブログ一覧へ 関連記事をチェックする 2025.06.11 外壁塗装で実現するアンティーク調デザイン|エイジング塗装の魅力