岡山市のビル屋上防水工事・受水槽の塗装が完成しました! 2022.09.27 塗装 目次1 シート防水は通気緩衝工法で改修しました2 受水槽の塗装も完成しました!3 鉄部の塗装は丁寧な下地処理をしています こんにちは!涼しくなりましたね。空気がさらっとしていて過ごしやすい日が増えました。さて、今日は先週完成しました岡山市のビル屋上防水工事と鉄部や受水槽の塗装工事をした現場です。〇この現場の過去ブログ→岡山市のビル屋上防水工事 ウレタン防水をしています!→岡山市ビル防水工事 シート防水完成!受水槽の塗装をします シート防水は通気緩衝工法で改修しました こちらのビルの屋上は広いので作業も時間がかかりました。施工前は元々あったシートがよれてまくれていて平らに戻すのも時間がかかる作業でした。既存の防水はシートの密着工法でしたが、中に水が入っていたので新しいシート防水は間に通気ができる通気緩衝工法です。建物に雨水が含んでいても水蒸気になって外へ抜けることができるので雨漏りしにくくできます。完了した防水です。シートは丈夫な塩ビシートです。立ち上がりの部分はウレタン防水をしています。脱気筒から建物に含まれている水分が水蒸気になって出ていく仕組みになっています。(通気緩衝工法)新築以外のメンテナンスやリフォームでは通気緩衝工法を使われることが多いです。ビフォアーとアフターです♪ ビフォアー アフター 受水槽の塗装も完成しました! 受水槽の塗装は下塗り材を黒で塗装しています。上塗り材は紫外線を反射するホワイト系です。下塗り材を黒で塗装する理由は、受水槽の内側へ紫外線を入りにくくするためです。紫外線が入ると藻が生えてしまうので受水槽の塗装は特別仕様なんです。 黒色の下塗り材で下塗り 受水槽の塗装完成 鉄部の塗装は丁寧な下地処理をしています 鉄部は一部塗装をしました。網の目になっているメッシュの足場と小さい鉄の階段などです。鉄部を塗装するときには最初にサビを除去したり、サビがなくてもケレンで細かい傷を付ける下地処理を行います。この下地処理をどれだけ丁寧にするかによって塗膜の剥がれを防ぐことができます。鉄部はサビを防ぐためにサビ止めを塗ってから上塗り塗装をします。塗装前はかなりサビていました。上の写真のケレン道具を使ってサビを除去して塗装しました。↓塗装前の鉄部塗装後の鉄部の完成↓ 鉄部の塗装、塗装前と塗装後で全然違いますね!サビは放っておくとどんどん広がり腐食していきます。穴が空いてしまうこともあるので鉄部の錆には注意が必要です。今回の防水・塗装工事は途中、雨や台風で工期が延びましたが、無事に完了することができました。途中何度も雨が予想される日があり、仮防水をしましたがおかげで雨漏りせずに防水工事を進められました。塗装も防水工事も建物の寿命を延ばすため、劣化のスピードを遅らせるためには欠かせません。 ブログ一覧へ 関連記事をチェックする