【倉敷の海沿い住宅必見】塩害から家を守る外壁塗装の選び方 2025.12.24 目次1 なぜ倉敷の海沿いは「塩害」が過酷なのでしょう?1.1 塩害が起こる仕組み1.2 塩害エリアの定義:あなたの家は大丈夫?2 放置は危険!塩害が住宅に与える4つのダメージ2.1 金属部分のサビ(もらいサビ)2.2 塗膜の「チョーキング現象」の早期化2.3 窯業系サイディングの「浮きや剥がれ」2.4 コンクリートの「中性化」と鉄筋の腐食3 塩害に勝つための「最強塗料」の選び方3.1 圧倒的な耐久性「無機塗料」3.2 汚れを寄せ付けない「フッ素塗料」3.3 コスパと性能の共存「ラジカル制御型塗料」3.4 必須機能「親水性(しんすいせい)」4 工事の成否は「下地処理」で9割決まる4.1 「除塩(じょえん)」のための高圧洗浄4.2 金属部への「エポキシ樹脂系サビ止め4.3 シーリング材のグレードアップ5 倉敷の住宅を自分で守る!簡単メンテナンス術5.1 ホース水洗い5.2 庭木による風除け6 失敗しない!倉敷での業者選び3つのチェックリスト7 まとめ 塩害に負けない家づくりは「正しい知識」から8 【無料相談受付中】倉敷の塩害対策・外壁塗装診断 倉敷市の児島、玉島、水島、連島……瀬戸内海に面したこれらのエリアは、美しい景観と穏やかな気候が魅力です。しかし、そこに住まいを構える方々にとって、切っても切り離せない深刻な悩みが「塩害(えんがい)」です。「新築からまだ数年なのに、ベランダの手すりにサビが出ている」 「外壁の色が場所によってひどく褪せている気がする」 「近所の家よりも劣化が早い気がして不安だ」そう感じているなら、それは気のせいではありません。海沿いの住宅は、内陸部の住宅に比べて「約1.5倍〜2倍」のスピードで劣化が進むと言われています。この記事では、倉敷で外壁塗装を検討されている方に向けて、塩害のメカニズムから、後悔しない塗料選び、そして家を長持ちさせるメンテナンス術まで解説します。 なぜ倉敷の海沿いは「塩害」が過酷なのでしょう? 倉敷市は瀬戸内海に面しており、特に児島や玉島といった地域は古くから港町として栄えてきました。しかし、海が近いということは、常に「塩分を含んだ潮風」にさらされていることを意味します。 塩害が起こる仕組み 海風に含まれる微細な塩分が外壁や屋根に付着すると、湿気を吸収して酸化を促進させます。これが金属部分のサビや、塗料の樹脂を破壊する原因となります。 塩害エリアの定義:あなたの家は大丈夫? 一般的に、塩害対策が必要なエリアは以下のように定義されています。重塩害地域: 海岸線から200m〜500m以内塩害地域: 海岸線から2km以内しかし、倉敷のような地形では、台風や季節風の影響で海風が遮られることなく吹き込むため、海岸から5km以上離れた場所でも塩害の兆候が見られることが珍しくありません。児島や玉島の高台にある住宅であっても、海が見える場所であれば、まず「塩害対策」は必須と考えて間違いありません。 放置は危険!塩害が住宅に与える4つのダメージ 塗装を検討する前に、まずはご自身の家がどのようなダメージを受けているかチェックしてみましょう。以下の症状がある場合、早急な対策が必要です。 金属部分のサビ(もらいサビ) 最も分かりやすいのが、換気口のフード、雨樋の支持金具、シャッターボックスなどの金属パーツです。塩分は金属の酸化を劇的に早めます。一度サビが発生すると、金属内部へと進行し、最終的にはボロボロに朽ちて穴が開きます。これを放置すると、そこから雨水が浸入し、雨漏りの原因になります。 塗膜の「チョーキング現象」の早期化 外壁を指で触ったとき、白い粉がつく「チョーキング」。これは塗料の成分である樹脂が分解され、粉状になったものです。塩分と紫外線が合わさることで、この劣化スピードは通常の1.5倍以上になると言われています。 窯業系サイディングの「浮きや剥がれ」 倉敷で多いサイディング壁は、塩分がサイディングの隙間やひび割れから侵入すると、中の塩分が結晶化して膨張し、外壁材そのものを内側から破壊します。これを「爆裂」と呼びます。こうなると、塗装では直せず、壁材の張り替えという高額なリフォームが必要になってしまいます。 コンクリートの「中性化」と鉄筋の腐食 RC(鉄筋コンクリート)造の住宅や擁壁も無縁ではありません。塩分がコンクリート内部の鉄筋に到達すると、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを突き破ります。これは構造上の致命的な欠陥に直結します。 塩害に勝つための「最強塗料」の選び方 「安さ」だけで塗料を選んでしまうのが、海沿い住宅で最もやってはいけない失敗です。数万円の差をケチった結果、5年後に再塗装が必要になれば、結果として倍以上のコストがかかるからです。 圧倒的な耐久性「無機塗料」 現在、塩害対策として最高峰に位置するのが「無機塗料」です。 ガラスや砂と同じ無機成分を配合しており、紫外線や塩分による分解をほとんど受けません。耐用年数: 約20年メリット: とにかく長持ち。汚れが付きにくい。こんな方へ: 「これが人生最後の塗り替えにしたい」「長期的なトータルコストを安くしたい」という方。 汚れを寄せ付けない「フッ素塗料」 スカイツリーや瀬戸大橋などの大型構造物にも使われる信頼の塗料です。耐用年数: 13年〜15年メリット: 親水性が高く、塩分が付着しても雨で流れ落ちやすい。こんな方へ: 信頼性の高い大手メーカーの実績を重視したい方。 コスパと性能の共存「ラジカル制御型塗料」 近年主流となっている、従来のシリコン塗料に「劣化抑制機能」を加えた塗料です。耐用年数: 約12年メリット: 価格はシリコン並みだが、耐久性はそれ以上。注意点: 塩害地域では、通常のシリコンではなく、必ず「ラジカル制御」かつ「防藻・防カビ機能」付きを選んでください。 必須機能「親水性(しんすいせい)」 塗料のカタログを見る際、必ずチェックしてほしいのが「親水性」という言葉です。これは、水と馴染みやすい性質のことで、雨が降った際に汚れ(塩分)の下に水が入り込み、浮かせて流してくれる機能です。海沿いの家にとって、この「セルフクリーニング機能」は寿命を左右する生命線となります。 工事の成否は「下地処理」で9割決まる 「何を塗るか」よりも大切なのが「どう塗るか」です。特に塩害地域での手抜き工事は命取りになります。 「除塩(じょえん)」のための高圧洗浄 高圧洗浄は塗装の前に必ず行う工程です。通常の地域では、埃・汚れを落とす程度ですが、海沿いでは「塩分を完全に洗い流す(除塩)」作業になります。 時間をかけて丁寧に洗わないと、新しく塗った塗料の下に塩分が閉じ込められ、数年で内側からベロリと剥がれてしまいます。丁寧な業者は、通常の1.5倍〜2倍の時間をかけて洗浄を行います。 金属部への「エポキシ樹脂系サビ止め 塩害地域では、標準的なサビ止めでは太刀打ちできません。より密着力と遮断力が高い「エポキシ樹脂系」の強力な下塗り材を、通常より厚膜で仕上げる必要があります。 シーリング材のグレードアップ 外壁の継ぎ目にあるゴム状のコーキング(シーリング)は、塩分と直射日光で最も早く劣化する箇所です。ここから塩水が浸入するのが一番の恐怖です。外壁塗料を20年持たせるなら、シーリング材も「オートンイクシード」などの超高耐候なものを選ぶのが鉄則です。 倉敷の住宅を自分で守る!簡単メンテナンス術 少しでも塗膜を長く持たせたい、お家の寿命を延ばすためにセルフでできるメンテナンスをご紹介します。 ホース水洗い 最も効果的なのは、定期的に家の外壁を真水で洗うことです。頻度: 台風の後、または1〜2ヶ月に1回程度。コツ: 上から下へ、塩分を押し流すように。ポイント: 特に、雨が当たりにくい「軒下」や「ベランダの内側」は塩分が溜まりやすいので、意識的に流してください。 庭木による風除け 植栽には、潮風を直接建物に当てない「防風林」の役割があります。ただし、木が壁に直接触れると、そこから湿気が溜まり、カビや腐食の原因になるため、適度な距離(50cm以上)を保つように剪定しましょう。 失敗しない!倉敷での業者選び3つのチェックリスト 1.「地域密着」の歴史があるか?児島や玉島の過酷な環境を長年見てきた地元の業者は、その土地特有の風の向きや塩害の出方を知り尽くしています。 2.現場調査で「金属の腐食」を細かく見ているか?5分程度で外見だけ見て見積もりを出す業者は危険です。ハシゴをかけて高い場所のサビの状態を確認するような丁寧さが求められます。 3.塩害に対応できる塗料や施工が説明できるか?塩害による腐食は通常の腐食より進行が速いので塗装の他に適応する施工を提案ができるかが重要です。 まとめ 塩害に負けない家づくりは「正しい知識」から 倉敷の海沿いで暮らすということは、瀬戸内海の恵みを享受すると同時に、塩害というリスクと共生していくことです。外壁塗装は、単なる出費ではありません。「塩害という強敵から、大切な家族と資産を守るための投資」です。無機・フッ素などの高耐候塗料を選ぶ徹底的な「除塩」洗浄を行う定期的な水洗いを習慣にするこの3つを意識するだけで、あなたの家の寿命は劇的に変わります。もし、「うちの壁は大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、まずは塩害のリスクを正しく判断できる専門家に相談することをお勧めします。手遅れになる前に、正しい対策で、美しい我が家を末長く守っていきましょう。 【無料相談受付中】倉敷の塩害対策・外壁塗装診断 リフォームサポート塗夢は、倉敷市を中心に海沿いの住宅を数多く手がけてきた塗装のプロ集団です。 「海から近いけれど、どんな塗料が最適?」「今の壁の状態をプロに見てほしい」といったご相談に、専門スタッフが親身にお応えします。 無理な営業は一切いたしません。まずはお気軽にお電話、または下記フォームよりお問い合わせください。 塗装の基礎知識一覧へ