屋根の暑さ対策に!遮熱塗料で快適&省エネな夏を実現 2025.07.25 目次1 遮熱塗料とは?通常の塗料とどう違うの?1.1 通常塗料と遮熱塗料の違い2 3. 遮熱塗料の効果を実感した実例紹介2.1 実例① 金属屋根の戸建て住宅(岡山市)2.2 工場の屋根塗装(岡山市)3 遮熱塗料の注意点とポイント3.1 ポイント①屋根材との相性3.2 ポイント②建物の構造3.3 ポイント③色の選び方4 遮熱塗料のよくある質問4.1 Q. 費用は通常の塗料と比べてどれくらい違う?4.2 4.3 Q. 効果はどのくらい持続するの?4.4 Q. 冬は寒くなるの?5 塗夢が選ぶおすすめ遮熱塗料6 まとめ:遮熱塗料で夏の暮らしを快適に こんにちは!倉敷市・岡山市・総社市を中心に外壁・屋根塗装を行っているリフォームサポート塗夢(とむ)です。夏が近づくと増えるご相談のひとつが、「とにかく家の中が暑い!何かできることはない?」というお悩みです。近年の異常気象により、真夏の室内温度が35℃以上になる家も珍しくありません。特に屋根の直下に部屋がある場合や、板金屋根・折板屋根の建物では、夏場の熱がダイレクトに伝わってきてしまいます。そこでおすすめなのが、遮熱塗料です。この記事では、塗夢が採用している遮熱塗料について、その効果や特徴、実際の施工事例をご紹介しながら、夏を少しでも快適に過ごすためのヒントをお届けします。 遮熱塗料とは?通常の塗料とどう違うの? 遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射することで、建物の表面温度上昇を抑える塗料です。通常の塗料では、太陽の熱をそのまま吸収してしまいますが、遮熱塗料は特殊な顔料や素材を使用しているため、屋根や外壁の表面温度が10〜20℃下がることもあります。 通常塗料と遮熱塗料の違い 価格はやや上がりますが、エアコンの使用頻度が減ることで電気代の削減につながり、数年で元が取れるという声もあります。 3. 遮熱塗料の効果を実感した実例紹介 実例① 金属屋根の戸建て住宅(岡山市) 屋根:塩ビ鋼板問題点:2階の寝室がとにかく暑く、夏はエアコンが効かない塗装内容:セミフロンスーパールーフⅡ遮熱で屋根全面塗装結果:施工前と比較して室内温度が約3〜4℃下がり、エアコンの効きが格段に向上! 工場の屋根塗装(岡山市) 屋根:折半屋根問題点:夏場は工場内の温度が下がらずとにかく暑い塗装内容:遮熱トップワン(シリコン)で塗装結果:工場内温度が約3℃低下し、作業効率も向上! 遮熱塗料の注意点とポイント 遮熱塗料は非常に効果的な塗装材ですが、「塗ればどんな家でも劇的に涼しくなる」と誤解されているケースもあります。実際の効果は、建物の構造や屋根材の種類、色選びによって左右されます。遮熱塗料の性能を最大限に活かすためには、以下のポイントを押さえることが重要です。 ポイント①屋根材との相性 金属系(板金屋根、折板屋根):遮熱効果が出やすい◎スレート・セメント瓦:中程度◎瓦屋根(陶器瓦など):元々熱に強く、効果は限定的△ 遮熱塗料は、すべての屋根材に同じ効果が出るわけではありません。特に、金属系の屋根(板金屋根・折板屋根など)では、熱がダイレクトに伝わりやすいため遮熱効果が顕著に表れます。その一方で、陶器瓦のようにもともと熱を吸収しにくい素材では、遮熱塗料を塗っても体感として大きな変化を感じにくいケースがあります。 ポイント②建物の構造 屋根裏に断熱材がない場合 → 遮熱塗料の恩恵が出やすい換気が悪い家 → 熱がこもりやすく効果が落ちることも 建物の断熱性能や換気状況によっても、遮熱効果は変わります。たとえば、屋根裏に断熱材がまったく入っていない家や、屋根のすぐ下に部屋があるような構造では、遮熱塗料の恩恵が大きくなります。逆に、屋根裏が広く断熱材がしっかり施工されている住宅では、遮熱塗料単体では体感温度の変化が小さい場合もあります。また、建物全体の通気性や換気の設計が悪いと、せっかく遮熱しても熱がこもってしまい効果が半減することもあるため注意が必要です。 ポイント③色の選び方 明るい色(白・グレー・ベージュなど)は遮熱効果が高い黒や濃紺などの濃い色は、遮熱顔料を使っていても熱を吸収しやすい 遮熱塗料でも、選ぶ色によって効果に差が出ます。一般的に明るい色(白・ライトグレー・ベージュなど)は赤外線をよく反射し、高い遮熱効果を発揮します。一方で、黒や濃紺などの濃い色は熱を吸収しやすく、遮熱顔料が含まれていても効果はやや落ちます。外観デザインとのバランスを見ながら、できるだけ明るめの色を選ぶことで、見た目と機能性を両立できます。 このように、「塗れば終わり」ではなく、「どのように・どんな家に塗るか」が遮熱塗料の効果を大きく左右します。そのため、塗夢では施工前に必ず現地調査を行い、最適なご提案をしています。 遮熱塗料のよくある質問 Q. 費用は通常の塗料と比べてどれくらい違う? A. 塗料代は1.2〜1.5倍程度上がりますが、施工費用全体では1〜2割程度の差にとどまります。 Q. 効果はどのくらい持続するの? A. 遮熱塗料の耐久年数はおよそ12〜15年が目安です。性能の持続性も高く、10年後も効果を実感できたという声もあります。(塗料の種類によって多少差があります) Q. 冬は寒くなるの? A. 遮熱塗料は「反射」するだけなので、冬に寒くなるという心配はほとんどありません。 塗夢が選ぶおすすめ遮熱塗料 塗夢では、信頼性の高い遮熱塗料を厳選して使用しています。代表的な製品例KFケミカル「セミフロンスーパールーフ遮熱」→https://www.k-fine.co.jp/business/industrial-building-paint/cemiflon-super.php株式会社ミラクール「ミラクール」→https://miracool.jp/アステックペイント「スーパーシャネツサーモ」→https://astecpaints.jp/thermal-barrier-shareそれぞれ、屋根材との相性や予算、仕上がりイメージに合わせて最適なものを選定。現地調査後に詳しいご提案書をご提示しています。 まとめ:遮熱塗料で夏の暮らしを快適に 遮熱塗料は、見た目を美しくするだけでなく、夏の快適性・電気代の削減・建物の長寿命化など、多くのメリットをもたらします。塗夢では、遮熱塗料を標準仕様に実績に基づいたご提案地元密着の対応力 を大切に、毎年多くのご依頼をいただいております。「夏の暑さを何とかしたい」「エアコン代が気になる」「快適な家にしたい」そんな方は、ぜひ一度塗夢へご相談ください!遮熱塗料の施工実績やカラーシミュレーション、無料の現地診断も行っています。あなたの暮らしを、もっと涼しく、もっと快適に。塗夢が全力でサポートいたします! 塗装の基礎知識一覧へ