バルコニーや屋上の防水工事が必要な4つの劣化のサイン 2023.12.05 目次1 バルコニーや屋上の劣化のサイン1.1 劣化のサイン1 バルコニーの床が色褪せてきた1.2 劣化のサイン2 防水層にひび割れ(クラック)や剥がれ1.3 劣化のサイン3 バルコニーにコケや藻、草が生えてきた1.4 劣化のサイン4 天井に気になるシミがある2 バルコニー防水工事の種類2.1 FRP防水2.2 ウレタン防水2.3 シート防水3 まとめ こんにちは!リフォームサポート塗夢では、外壁塗装工事をするときに、バルコニーや屋上などの防水工事も一緒にやっておくことをおすすめしています。外壁や屋根の塗装メンテナンスが必要なのと同じように、バルコニーや屋上も、もちろんメンテナンスが必要です。バルコニーや屋上には、新築時は防水工事がしてあります。防水には種類があって、どの防水がしてあるかにもよりますが、だいたい10年程しかもちません。トップコートにおいては5年~10年で傷んでいきます。今日は、防水工事が必要になるタイミングを知るために防水層の劣化のサインについてご紹介します。 バルコニーや屋上の劣化のサイン 劣化のサイン1 バルコニーの床が色褪せてきた バルコニーの床が色褪せてきたら防水のトップコートは機能を失っている可能性が高いです。外壁や屋根の塗装と同じで、劣化するとその機能を果たさなくなります。床表面のトップコートの下には防水層があります。防水層を傷めないためにトップコートは早めに塗装した方がいいです。 劣化のサイン2 防水層にひび割れ(クラック)や剥がれ 防水層にまでひび割れ(クラック)が起きると防水層の中に雨水が入ってしまうので、基材を腐食させてしまう可能性が高くなります。基材が腐食してしまうと危険性が高くなるので基材から修繕が必要になります。 劣化のサイン3 バルコニーにコケや藻、草が生えてきた バルコニーにコケや藻、草が生えてきたら劣化のサインです。バルコニーは日陰になる部分が多くコケが生えやすいです。植物は根を張るため注意が必要です。また雨水が抜けずに溜まっている可能性もあります。排水溝の詰まりを確認しましょう。 劣化のサイン4 天井に気になるシミがある 部屋の上にベランダがあり、雨染みができた場合は雨漏りしている可能性が高いです!雨水が防水層を突破し、基材を傷めています。早急な修繕が必要です。 バルコニーの防水には耐用年数があります。上のような劣化のサインが見られたら、早めに対応することが大事です。防水工事にはいくつかの種類があり、既存の建物の状態によってもできる防水工事とできないものとに分かれます。バルコニー防水にはどんな防水があるのでしょうか。バルコニーでよく使われている防水は、・FRP防水・シート防水・ウレタン防水です。それぞれ特長があり、バルコニーの広さや用途によってどの防水工事が適しているのかが変わってきます。 バルコニー防水工事の種類 FRP防水 FRP防水は、塗膜防水の一種です。木材やコンクリートの床材の上にFRP防水シート(ガラス繊維マット)を敷き、その上に樹脂を塗り硬化させます。ガラス繊維マットはとても強度があり、プールの床や船、自転車のパーツなどさまざまな場面で使われています。最近の住宅のバルコニーではよく使われていて、狭い箇所でも施工できる特長があります。費用は高め。 ウレタン防水 ウレタン防水はFRP防水と同じく塗膜防水です。ウレタン樹脂を塗り防水層を作ります。狭い箇所にも対応でき、費用はFRP防水程かかりません。 シート防水 シート防水は塩ビシートやゴムシートで防水層を作ります。シート防水は広い面の施工に適しています。シート防水は燃えると穴が空くので、火を使わない箇所への施工がオススメです。 まとめ 防水工事は建物に雨漏りさせないようにするための大事な工事です。バルコニーや屋上を確認してみてください。劣化のサインが出ていたら要注です、リフォームサポート塗夢では、無料で現地診断・調査、お見積りまで対応しています。どの防水がいいのかは分かりにくく選びづらいと思います。お客様のお家の既存の防水の状態、広さや用途に応じてどの防水がいいのかご提案させていただきます! 塗装の基礎知識一覧へ