下地を見極める事が重要!(^^)!
- 雨漏り対策
今日も小春日和の穏やかな天気でしたね。今日は午前中に倉敷市吉岡のH様邸にお邪魔して現調。昼からは内勤し見積もり作成。
お彼岸ですから先程墓参りにも行きました。ご先祖様に手を合わせ元気で仕事が出来ている事に感謝して来ました。
では本日の現調報告
H様邸はチラシよりお問い合わせ頂きました。現調してみると傷んだ部分があちこちに点在しています。
僕はいつもお客様に言うのです、どなんなに良い塗装をしても下地補修が曖昧では塗膜は簡単に剥がれ落ちます。
今回も調査してみると樋が・・
この状態で塗装しても1年もしないうちに樋は捲れて今と同じ状態になります。
ではどうしてこんな事になってしまったのか?
これは硬質塗料を樋に塗装した結果です。夏場塩ビは膨張します、膨張+伸縮を繰り替えすと塗膜が固いと伸縮に耐え切れず捲れます。
これを正常な状態にするには旧塗膜を全て除去し弾性系の塗料での改修が必要となります。しかしこの作業をすると膨大なコストが掛かります。
多少高くついてもこの場合だと樋は新しい物に交換したほうがランニングコストは安価になります。
ベランダ笠木もモルタルです。この笠木も塗装ではなく板金笠木を付けたほうが安定します。
外壁塗装では限界がある場合もたくさんあります。
まずは下地を見極め漏水個所は徹底的に調査し屋内に水を侵入させない事が最も重要なポイントとなります。
塗装提案だけでは家の財産価値は守れません。
防水・板金というように複合した提案をする事がお客様にとって最も価値のある提案だと思います。
ではまた明日