ＧＷ明けの一日目、天候にも恵まれ絶好の塗装日和でした。

今日の現場管理は岡山市吉備津のＹ様邸訪問。

GW中に足場を架け今日から基礎とお風呂の外壁張替工事。

現調時の診断写真
基礎は爆裂しお風呂の外壁はボロボロでした。

今日は基礎の脆弱な部分を左官さんに斫り作業をして頂きました。

脆弱な部分は徹底的に斫りを入れ浮いたﾓﾙﾀﾙは全て除去しました。

幸い基礎のｺﾝｸﾘｰﾄ部分は正常な状態であり一安心しました。

なぜこのような状態になったのか原因は数点考えられます。
・左官が塗ったモルテルに塩分が多く含まれていた可能性がある。
・土壌の水分を過剰吸収し酸化してしました。

北面にいくと今度はサイディングがボロボロになり漏水していたので今日はサイディングを取り外し内部を検査しました。

鉄骨も劣化し部分的に錆びが発生しています。また断熱材も腐食しカビが発生していました。

サイディングを取り外した状態。

取り外したサイディングボード

裏面にはｶﾋﾞが多く発生しています。

この現象はお風呂の結露水がサイディングボードに滞留し劣化を促進させたと考えられます。

明日は断熱材の交換と錆びたﾌﾚｰﾑに錆び止め施工をします。

お客様から塗り替えの相談を受けた時には通常の外壁塗装では無理ですと話をさせて頂きました。

こうして下地を治して外壁塗装しない限りどんな良い塗装仕様を組んでも銭失いにしかなりません。

下地に拘る事で建物の維持管理が出来るという事をご理解頂ければと思います。

ではまた明日

ＰＳ，ホームページにＢＥＦＯＲＥ　ＡＦＴＥＲのコーナー設けました。ぜひご観覧下さい。