倉敷市堀南 塗装不可能な瓦?
- 雨漏り対策
今日は天気予報通りお昼過ぎから雨が降って来ましたね。
このような雨の降り方が我々塗装業者にとって一番辛い雨となります。
降るなら朝から降ってくれれば諦めもつくんですが・・・・
中途半端な時間帯に降るのが一番困ります。
しかし雨多いですよね・・・
今日はお昼前から倉敷市堀南のR様邸現調に行きました。
塗夢のチラシよりお問い合わせ頂きました。
屋根に登ってみると・・・
げっげっげっ・・・・
お客様に報告したら以前セキスイU瓦でカバー工法しましたとの事でした。
屋根全体の80%程度クラックあるいは基材劣化しています。
塗夢でも今年の夏にU瓦を塗装しましたが、あそこもひどかったですがここと比べたら可愛いもんです
セキスイU瓦は一時期軽くて丈夫とのキャッチフレーズで流行りましたが、基材がスレートで脆弱であるため経年劣化で割れが簡単に生じます。
軽微な割れであれば下地処理して再塗装出来ますが、この状態では塗装はほぼ不可能です。
ではこの状態を安価で再施工するにはどのようにしたら良いのでしょうか?
方法は2通りあります。
・現状のU瓦を撤去し板金で再度カバー工法する方法
・現状のまま板金で包み込む(U瓦を施工したメーカーの仕様)
このどちらかの方法しか無いと思います。
板金業者に問い合わせしましたら現状のまま板金で包み込む場合は、板金部分に釘を直接打ち込むので漏水の可能性が高いとの事でした。
予算がいくらでもあるのであれば屋根地から張替え、瓦での葺き替えもありますが膨大なコストがかかると思います。
どちらにしても塗装コストからすると数倍の金額がかかります。
一時の流行で施工したため、後に膨大なコストがかかってしまう・・・
解ってたらしないでしょうけど、こればっかりは解りませんよね・・・
今後もお客様にとって不利益にならないよう気を付けて提案していかないとダメですね。
ではまた明日