現場調査の重要性!(^^)!
- 雨漏り対策
今日は終日現調に行きました。現場は岡山市西崎N様邸、塗夢のチラシを見て先週お客様がわざわざ事務所に訪ねて来られました。
早々ハシゴをかけ屋根に上がりました。釉薬皮ですから塗装は不要です。
ですが鬼瓦の取り付け部分のモルタルが剥がれ漏水している部分を発見しました。
このまま放置していると鬼瓦も剥落して落ちる可能性もあります。
このような場合は再度モルタルを充填するかモルタル色のシーリングをする事で剥落と防水と両方メンテする事が出来ます。
一部鉄板を貼った屋根もあります。お客様は大丈夫だとうと話してましたが、近くで見ると劣化が進行しています。
築45年の建て物で過去に増築を繰り替えしてきたとの事で、塗替えも何度か経験されているとの事でした。
既存の塗膜は当時では主流でしたスキンコート吹付け。この材料は砂壁状のような物で貝殻や陶器、石を粉砕し酢ビボンド(木工ボンド)で練った材料です。
表層は長持ちしますが、欠点もあります。
・汚染性能に欠ける
・藻が生えやすい。
・クラックが入りやすい。
塗膜はまだ数年は大丈夫そうでしたが汚染が進行しています。
北面にはクラックが多く発生しています↓
北面には苔・藻が発生↓
特にスキンコートだと藻の発生率は高いです。これは塗膜が水分を吸いやすいという事と、北面は日陰になりやすく水分が乾燥しないため起こります。
これらの現象を防止するには、クラック防止には弾性系の塗料が望ましいです。またカビや藻を防ぐには両面がある程度ツルツルしている塗膜が望ましいです。
さらに強力にカビや藻を抑制するには塗料に防カビ剤を別に添加する必要があります。
塗料の中には防カブ材はもともと混入してありますが、食品工場等で使用する防カビ剤は強力に効きます。
塗夢ではお客様一邸、一邸必ず現場調査を行います。
お客様のご自宅にあう提案をさせて頂いてます。
一周回ってハイッ お見積もりはありえません。
真剣に物件を診るからこそお客様のニーズにあった提案が出来ると思います。
ではまた明日