雨仕舞の恐れしさを現場で体験!(^^)!
- 雨漏り対策
今日は朝からずっと現場に出てました
数年前に施工したスレート屋根塗装で工場担当者様から膨れがあるようだから見て欲しいとの事でした。
屋根に上がり点検すると何と数箇所の捲れがあるではないか
げげげげげっ
よく見るとスレートとスレートの重なり部分からの剥離。
この現象はすぐに解明出来ました。
スレートとスレートの重なり部分にチリ、埃が堆積し水分を吸いスレートと塗膜の間に水が廻り剥離したものでした。
結論からいうと毛細管現象による剥離。
対処方法はまず浮いている塗膜を完全剥離。その後にエポキシ系のプライマーを塗布。完全硬化後に上塗り塗布で手直しできると思いました。
数千㎡の現場ですの連絡を受けた時は流石に慌てましたが、クレームはクレームとして受け入れ早期解決を図り、お客様にご迷惑にならないよう対処します。
次の現場は倉敷市中庄I様邸訪問。
本日の作業は外壁シーリング撤去打ち替え工事。昨日は日曜日で職方はお休みでしたが今日はシール業者2名、板金屋さんが2名現場に入場しています。
サイディングの目地に変性シリコンコーコングを打ってます。
こちらは打ったコーキングをヘラで押さえ込んでいます。
狭い部分も手を抜かずきちんと打っています。
先日のブログでもお伝えしましたが、I様邸の一番の問題点はベランダからの漏水でした。
今日訪問した時は板金屋さんがベランダ笠木を解体し既に防水テープを貼った後でした。腐食を確認するため一部貼った防水テープを捲ってみました。
捲ると↓
内部の木は腐食していました。
これ以上水が浸入すると腐食が拡大するため防水テープを厳重に貼るよう板金業者さんにお願いしました。
今回はベランダ部分だけはガルバニュウム鋼板を貼りますが、それでも水の侵入は絶対にさせてはいけません。
ベランダにある窓飾りも厳重に防水テープを貼り今回は塞いでしまいます。
※この画像はまだ防水テープを完全に貼り終えてません。
ガルバニュウム鋼板を収める土台水切りを取り付けています。
明日防水テープの雨仕舞検査をしてOKであればガルバを貼っていきます。
念には念を入れての作業が続きます。
ではまた明日