スレート屋根の場合の基本的な屋根塗装の手順とは
- 雨漏り対策
スレート屋根は表面がザラザラしている為汚れが付きやすいです。
そして、その汚れが養分になりコケも生えやすい屋根材です。
さらには草が成長している時だってあるので、
そうなると根が張って雨漏りの原因にもなりえます。
そうなる前に屋根の塗装をすることが重要です。
そこで、今回は
スレート屋根の基本的な屋根塗装の手順についてお話ししていきます。
今から述べる、一連の作業をする際は安全対策が必要不可欠です。
まず、高圧洗浄機でスレートの汚れやコケを除去します。
スレートが重なっている箇所や棟板金、屋根の隅付近は
特に念入りに洗浄します。
全体洗浄を最低2回は行います。
そして、塗装しないところをマスキングします。
塗装をしない箇所を保護するために
テープや新聞紙などを利用して塗料が付かないようにします。
場合よっては、
隣家や車にも大きなビニールシートを被せるなどする必要もあります。
続いて、シーラーをスレートに塗ります。
シーラーとは、
スレートと塗料のつなぎをよくするための塗料型の接着剤です。
スレートの傷みが激しい場合は、このシーラー塗りを2回行います。
さらに、タスペーサーを取りつけます。
そして、ローラー塗りで塗装し、仕上げ塗りを行います。
塗り残しがないか、よく確認してください。
確認できれば、完了です。