トタン屋根の場合の基本的な屋根塗装の手順とは
- 雨漏り対策
トタン屋根の寿命は一般的に5~8年と言われています。
錆が出始めたら、早めの塗装が必要です。
特にトタン屋根はこの塗装で寿命が決まります。
今回は、実際の工事をイメージしていただくためにも、
トタン屋根の基本的な屋根塗装の手順についてお話しします。
まず初めに安全対策の為仮設足場を設置します。
安全ベルトにロープを縛って、
万が一の場合でも屋根から落ちにくいようにします。
次にトタンの下地調整をします。
古い剥げかけの塗料や錆を取り除き、金属ブラシや平コテで削ります。
もし、油分が付いていたらラッカー等でふき取ります。
三番目に、塗装しないところをマスキングします。
塗装をしない箇所を保護するために
マスカーやビニールなどを利用して塗料が付かないようにします。
場合よっては、隣のお家や車にも
大きなビニールシートを被せるなどのマスキングも必要になってきます。
それから、穴埋めをし、トタンのクギ穴やトタン同士の隙間は
コーキングで埋めます。
そして、いよいよサビ止め塗料を塗ります。
このサビ止め塗料はプライマーともよばれます。
塗りにくい隅や継ぎ目は先に刷毛で塗ります。
その後、平面部分はローラーで上から下に向けて塗っていきます。
最後に足場のジャッキ(足)を上げて塗装します。
トタン屋根の場合は下塗りと中塗りと上塗りの三回塗りのほうが
塗装は長持ちします。
最後にある程度塗料が乾けば、マスキングテープを剥がして完了です。