倉敷市八王寺 外壁塗装&屋根カバー工法工事をしています 2026.03.12 塗装 目次1 塗膜剥がれの原因を正しく見極める重要性1.1 「外側から」と「内側から」では全然違う2 軒下を剥がして発見した深刻な腐食2.1 予想どおり、木の枠が腐っていました3 腐食部分の撤去と新しい木部の取り付け4 屋根カバー工法でガルバリウム鋼板を設置4.1 屋根カバー工法とは?4.2 雨漏り対策と換気棟の取り付け5 屋根材の色はクリーム色 珍しく新鮮です!6 外壁はベージュ系アイボリーで上品な仕上がり7 まとめ:見えないところに潜む問題を見逃さないために こんにちは!今回は倉敷市八王寺にて施工させていただいた、外壁塗装工事と屋根カバー工法工事の現場をご紹介します。お客様のお宅にお伺いしたとき、まず気になったのは屋根の状態でした。屋根材はスレート(コロニアル)で、地上から見上げると軒下(のきした)部分の塗膜がかなり激しく剥がれているのが確認できました。また、木製の破風(はふ)や鼻隠し(はなかくし)もかなり傷んでいる状態で、早急な対応が必要だと判断しました。今回のブログでは、この現場で発見した問題点とその対処方法、そして完成した美しい仕上がりについて詳しくお伝えします。外壁や屋根のことでお悩みの方にも参考になる情報が盛りだくさんですので、ぜひ最後までお読みください。 塗膜剥がれの原因を正しく見極める重要性 「外側から」と「内側から」では全然違う 塗膜の剥がれが起きる原因は、大きく分けて二つあります。「外側から水分が浸入して剥がれた場合」と「内側から水分が押し出されて剥がれた場合」です。この二つは見た目が似ていることもありますが、劣化の深刻さと必要な補修方法がまったく異なります。外側から雨水などで濡れて剥がれた場合、傷んでいるのは主に塗膜の表面です。この場合は剥がれた部分をしっかり補修し、適切な下地処理をしたうえで塗装し直せば問題を解決できます。比較的軽度な劣化といえます。一方、内側から水分が押し出されて剥がれた場合は話が変わります。表面の剥がれだけを補修しても、根本的な解決にはなりません。なぜなら、内部の木材がすでに水分を吸い込んで腐食している可能性があるからです。腐食が進んでいれば、内側からしっかりと修繕する必要があります。今回の現場で軒下の塗膜剥がれを見たとき、その剥がれ方のパターンに気になる点がありました。外側からではなく、内側から押し出されているような形跡があったのです。これは、内部に問題が潜んでいる可能性を示す重要なサインでした。 軒下を剥がして発見した深刻な腐食 予想どおり、木の枠が腐っていました 軒下の板を剥がして内部を確認したところ、やはり内側の木の枠(フレーム)が腐食していました。長年にわたって内部に水が回り続けた結果、木材がボロボロになっていたのです。この状態を放置すると「屋根の隅が落ちる」という非常に危険な状態です。屋根の端部を支える構造が腐食で機能を失えば、強風や積雪など外部からの力が加わったとき、屋根の一部が崩落するリスクがあります。見た目には大丈夫そうでも、内部でこれほどの劣化が進んでいたというケースは、実は決して珍しくありません。今回早期に発見・対処できたことで、大きな事故を未然に防ぐことができました。「外からは分からない問題」を見つけ出すためにも、定期的な点検と専門家による診断が大切だということを、改めて実感した現場でした。 腐食部分の撤去と新しい木部の取り付け 腐食が確認された木の枠と軒下の板をすべて撤去しました。腐食した部材を残したままでは、その上にどれほど丁寧に仕上げを施しても意味がありません。傷んだ箇所をしっかり取り除くことが、長持ちする補修の大前提です。撤去後は、新しい木材で枠を組み直しました。屋根の端部をしっかりと支えられるよう、構造的に問題のない形で施工しています。また、軒下の板も新しいものに張り替え、これで内部の骨格が再生されました。 今後は同じ問題が起きないよう、防水性や耐久性を考慮した施工を行っています。腐食の原因となった水の浸入経路もしっかりと塞ぎ、今回のカバー工法と組み合わせることで根本的な解決を図りました。 屋根カバー工法でガルバリウム鋼板を設置 屋根カバー工法とは? 屋根カバー工法とは、既存の屋根材(今回はスレート)の上から新しい屋根材を重ねて張る工法です。既存の屋根を撤去せずに施工できるため、廃材が少なく工期も短縮できるというメリットがあります。また、二重構造になることで断熱性や遮音性も向上します。今回使用した屋根材は「ガルバリウム鋼板」です。ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛を主成分とするメッキ鋼板で、錆びにくく軽量なのが特徴です。スレートよりも耐久性が高く、長期間にわたってお家を雨から守ってくれます。 雨漏り対策と換気棟の取り付け ガルバリウム鋼板の設置にあたっては、雨漏りが発生しないうよう、細心の注意を払って施工しています。板金の重なりや端部の処理、コーキングの施工など、各所に丁寧な防水処理を施しています。さらに、屋根の棟部分には換気棟を取り付けました。換気棟とは、屋根の頂上部分に設ける換気口のことで、屋根裏の熱気や湿気を外部に逃がす役割があります。夏場の室内温度上昇を抑えたり、結露によって野地板が傷むのを防いだりするうえで非常に重要な設備です。屋根はただ雨を防ぐだけでなく、建物全体の温湿度環境にも大きく影響します。換気棟を設けることで、屋根裏から建物全体を健康に保つことができます。 屋根材の色はクリーム色 珍しく新鮮です! 今回の現場で、お客様が選ばれた屋根材の色がクリーム色でした。住宅の屋根材として選ばれることが多いのは、グレー、ブラック、ブラウン、ネイビーなどの落ち着いた色合いです。クリーム色を選ばれるお客様はとても珍しく、施工する職人もとても新鮮な気持ちで作業していて、クリーム色をとても気に入っていました。クリーム色の屋根には、見た目の印象だけでなく機能的なメリットもあります。白に近い明るい色は太陽光を反射しやすいため、屋根が熱を吸収しにくく、夏場の室内温度の上昇を抑える効果が期待できます。換気棟の効果と、カバー工法による断熱性の効果と合わせて、この夏はかなり涼しく過ごせるのではないかと思います。 また、真っ白ではなくクリーム色というのが絶妙なポイントでもあります。真っ白だと店舗や事務所のような雰囲気になってしまうこともありますが、クリーム色は温かみがあり、住宅としてのやわらかい印象をしっかりキープしています。さらに、年月が経って色が多少褪せてきても、クリーム色は変化が目立ちにくいため、長期間にわたって美しい外観を保ちやすいという利点もあります。 外壁はベージュ系アイボリーで上品な仕上がり 屋根工事と並行して進めていた外壁塗装も完成しました。外壁に選ばれた色は、ベージュに近いアイボリーです。アイボリーは汚れが目立ちにくい実用的な色でありながら、どこか上品で清潔感のある雰囲気を演出してくれます。クリーム色の屋根との相性も抜群で、全体として統一感があり温かみのある外観に仕上がりました。 外壁塗装では、高圧洗浄でしっかりと汚れや旧塗膜を除去したうえで、下塗り・中塗り・上塗りと丁寧に重ね塗りを行いました。塗料の密着力を高め、耐久性を最大限に引き出すために、工程を一つひとつ丁寧に進めることが大切です。 まとめ:見えないところに潜む問題を見逃さないために 今回の倉敷市八王寺の現場では、外壁塗装と屋根カバー工法という二つの大きな工事を行いました。しかし、それ以上に重要だったのが、軒下の内部腐食という「見えない問題」を早期に発見し、適切に対処できたことだと感じています。塗膜の剥がれや傷みは、表面だけの問題ではないことがあります。内側から水が回っている場合、放置すれば構造材の腐食へと発展し、最終的には建物の安全性にも影響を及ぼします。「まだ大丈夫かな」と思っているうちに、見えない場所で劣化が進んでいるというケースは本当に多いのです。お家の外壁や屋根のことで少しでも気になることがあれば、ぜひ一度プロに見てもらうことをおすすめします。私たちは現場でしっかりと診断を行い、必要な工事を分かりやすくご提案しています。クリーム色の屋根のように、「こんな選択肢もあるんだ」という新しい発見ができるかもしれません。 雨漏り診断・無料調査はおまかせ お問い合わせはこちら ブログ一覧へ 関連記事をチェックする