トタン屋根の特徴とは
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です。
トタン屋根というのは、一昔前には一般住宅で主流だった材質ですが、ここのところは新築ではほとんど見られず、工場や倉庫に使われるのみとなっています。
トタンというのは「亜鉛めっき鋼板」のことを言いますが、安くて軽いので、高価で重い瓦屋根に代わって昔はよく使われました。
トタン屋根の特徴としてあげられるのは、材料が安価なので工事代金が安く収まること。
軽量なので建物への負担が小さいこと。
これは特に雪が降る北国ではとても重要なポイントです。
そのようなメリットがある反面、サビや腐食に弱くて耐久性が低い。
鋼板自体がとても薄いので、雨音などがもろに伝わってきてうるさい。
熱伝導率が非常に高いため、夏場に気温が高い日などは、室温が上昇し、熱中症になりやすい、などのデメリットもあります。
トタン屋根は10年程もすると錆が出てきて、塗り替える必要性が出てきます。
業者に依頼すると、足場代も含めて50万円近くかかりますが、比較的簡単に塗り替える事が出来ます。
数年おきにDIYで自分で塗り替えている人もおり、ある意味で気分転換の良い機会ともいえます。
最終的には、葺き替えという方法をとることになりますが、それを期にトタンよりも耐用年数が倍以上長い、耐食性の高いガルバリウム鋼板に変える人がほとんどです。