カラーベストコロニアルの特徴とは
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です。
カラーベストコロニアルは代表的な屋根材の一つです。
特徴は比較的価格が安く、防水性・施工性がよく手軽に使えるところです。
施工可能な業者が多く、葺き替えも簡単に出来ます。
カラーベストコロニアルの原料は以前はアスベストが使われていましたが、アスベストの健康被害が問題になってからは使われていません。
現在の主な原料はセメントと繊維質原料・混和材です。
高温で圧縮して製造されるため、初期には高い防水性を示します。
防水性と並んで、屋根材が備えていなければならない耐火性にも優れた材料です。
色は製造の段階で着色されていて、種類も豊富に揃えられています。
一方、カラーベストコロニアルの問題点は耐久性に劣る点です。
屋根材は建築材料の中でも最も激しい自然環境にさらされる部材です。
夏には直射日光があたり、かなりの高温となります。
深夜は急激に温度が下がる場合があり、日中と夜間の温度変化により膨張と収縮を繰り返し、反りを起こしてしまいます。
冬季は積雪と凍結・乾燥を繰り返すことで材料にわれが入りやすく、やがて破損してしまいます。
これらの理由により、カラーベストコロニアルの耐用年数は亜鉛メッキ鋼板よりは長いものの、ガルバリウム鋼板に劣り、本瓦葺きや銅板葺きには大きく溝をあけられています。