ケレンってどんな作業?
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です。
ケレンという作業はどんな作業かというと、専用の道具や工具を使い、対象となる部分の凹凸をなくし、きれいに滑らかにする作業の事をいいます。
ここでは主に、外壁塗装の前の工程として実施する、ケレンの内容と意味について説明します。
ここでいう外壁塗装は、新築ではなく塗り直しの事を言いますが、まずは塗装をする部分の材質によってケレンの方法も変わってきます。
鉄の部分であれば錆を落とす必要があり、木の部分に関しては毛羽立ちやひび割れ、コンクリートであれば割れや欠けがあって様々な凹凸が出来ています。
そこに何もしない状態で塗装を上から行った場合、塗料の密着性がなくなり、すぐに剥離してしまいます。
そこでケレン作業を実施して、表面についていた古い塗膜を落として、素材を出し、より密着性が良くなるよう整えます。
密着性には関わらず、凹凸の上に塗料を塗るというのは、仕上がりの見た目にも大きく影響してきます。
一般的な手法としては2種類あります。
塗装面の錆や腐食がひどい場合に、電動工具(主にディスクグラインダー)を用いて凹凸を取り除く方法。
手作業によりヘラやブラシを使って削り取っていく方法があり、外壁塗装では一番多い手法になります。