ケレンの種類
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です。
ケレンは、塗装工事を行う際に、さび落としや脆弱な旧塗膜を除去する作業を言います。
一般には下地処理とも言えるもので、このケレンを行うか行わないかで、仕上がりの美しさや塗膜の寿命が大きく変わってきます。
ケレンにはいくつかの種類がありますが、作業内容についてはある程度のグレード分けがされているので、素人でもその内容を容易に知ることが可能です。
グレードとしては4種がもっとも程度の良い状態であり、表面を掃除する程度のものになります。
3種ではAからCの3つのランクがあり、さびなどが浮き出ている場合です。
Aでは面積の50%以上で、Bが30%、Cが10%とされます。
この場合にはさび落としの作業が行われます。
また2種や1種は、さびに加えて塗膜の劣化が激しいものになります。
2種と1種の違いとしては、その方法の違いで、2種までは手作業でさびや塗膜を落とすのに対して酸洗などを使って下地処理をします。
いずれにしても、このケレンの作業の良し悪しが塗膜の仕上がりに大きく左右してきます。
DIYなどで自分で塗装するケースもありますが、このケレンに十分に時間を掛けることが、塗装の寿命を高めるポイントになります。