アスベストの危険性
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です
アスベスト(石綿)とは、天然の繊維状ケイ酸塩鉱物であり、以前は保温断熱材として建築工事で使われてきましたが、重大な健康被害を引き起こす危険性が判明したため、昭和50年に原則として使用が禁止されました。
アスベストにより引き起こされる疾患には、主に「石綿肺」、「肺がん」、「悪性中皮腫」があります。
「石綿肺」とは肺が線維化してしまう病気であり、職業上アスベストの粉塵を10年以上吸い込んだ人が発症すると言われています。
「肺がん」を引き起こす仕組みは未だ完全には解明されていませんが、肺に取り込まれたアスベストが物理的に胚細胞に刺激を与えることで肺がんが発症すると言われています。
また、アスベストを吸い込む量が多いほど肺がんの発症率は高まると言われています。
肺がんには外科治療や抗がん剤治療、放射線治療が用いられます。
「悪性中皮腫」とは、肺を取り囲む胸膜や肝臓や胃を取り囲む腹膜、心臓や大きな血管を覆う心膜などにできる悪性の腫瘍のことです。
治療には肺がんと同じく、外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などが用いられます。