雨漏りの原因を突き止めるには
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です。
雨漏りの原因を突き止めるには、屋根の構造を理解したうえで降水量と雨漏りが始まるタイミングを把握する必要があります。
まず、屋根の構造ですが、一般的な屋根は「垂木」と「野地板」、「ルーフィング」、そして「屋根材」から構成されています。
「垂木」は屋根の骨組みに当たる部材であり、屋根の一番高いところから下方向に斜めに長い木材が配置されます。
「野地板」は「垂木」の上に設置される板であり、「ルーフィング」と「屋根材」の土台となります。
一般的に9mmから12mm程度の木材が使用されます。
「ルーフィング」は「野地板」にぴったりと張り付けられるシートであり、防水性を高めることが目的です。
「屋根材」は防水性を高める目的の他、外装として「ルーフィング」の上に配置されます。
雨漏りは多くの場合、「ルーフィング」が劣化し穴が開くことが原因で起こります。
どの場所が破損しているかを特定するには、雨が降っているときの降水量と雨漏りが始まるタイミングが分かれば目星を付けることができます。
少量の雨でもすぐに雨漏りが始まる場合、屋根全体が劣化していますので、専門業者による早急な対応が必要です。