カビが発生しやすい環境
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です。
カビが発生しやすい環境には、地形的な特徴として凹凸があり、空気の流れが妨げられていることが多くなります。
台地の中央部であれば、風通しは十分に良くなるわけですが、すり鉢のような地形では湿気が堆積しやすくなります。
沖積低地であっても完全に平坦であれば問題は少なくなる一方で、凹凸がある場合には、台地よりも湿気の影響が特に大きくなってしまいます。
近くに林がある場合には、一見すると自然が豊かで涼しそうな印象も受けますが、場合によっては風通しを妨げてしまうことがあります。
森林や竹林であっても、しっかりと管理されていれば空気を通すための隙間が生まれるわけですが、荒れ放題になっている状況では湿気の流れも悪くなってしまいます。
日本の夏は高温多湿ですから、カビが発生しやすい環境になるのは当然ですが、快適に過ごすための知恵も生まれました。
縄文時代から近代に至るまで、家を建てる場所として人気なのは風通しが良い台地です。
湿気が多い場所では、風通しが良い高床式住居が生まれ、後世の時代には調湿作用に優れた建材を使って進化していきました。