塩ビシート防水って?
- 雨漏り対策
地元岡山で愛される塗装専門店を目指すリフォームサポート塗夢代表小山です。
塩ビシートとは、塩化ビニル樹脂系のシート状の材料が1枚で構成された防水層のことを指します。
主な機能として、屋外での日光による紫外線や熱、オゾンに対して優れた耐久性、つまり耐候性を持っています。
その高い耐久性の秘密は、素材自体が予め着色されているからです。
そのため、防水層のメンテナンスとしては一般的な、保護塗装が基本的には不要になるため、維持管理費を節約することもできるのが大きなメリットとなります。
塩ビシート防水は、下地の種類・状態・用途により、接着工法と機械的固定工法の2種類に分かれます。
まず、接着工法は下地・シートの裏面に接着剤を塗って貼り付ける方法です。
ある程度の強度を誇るため、人が軽く歩く程度まであります。
次に機械的固定工法は、下地に緩衝材を敷き、鋼板・ビスなどによって防水層を機械的に固定する方法です。
下地の乾燥不良、下地の動きなどに対しても適応性があるため、既に防水層がある場合、それを活かして施工できるため下地処理のコスト削減ができます。
ただし、難点としては歩行すると破損してしまうため注意。