倉敷市で屋上工事♪ 塩ビシート防水、機械固定絶縁工法してます 2022.12.19 屋根 目次1 塩ビシート防水機械固定絶縁工法って何??1.1 塩ビシート1.2 機械固定1.3 絶縁工法2 既存の防水はゴムシートにウレタン防水をしていました3 接着剤は驚くほど強力!間違えて踏んだら大変なことに4 機械固定法にはディスクを使用します。 こんにちは!今日は倉敷市で防水工事をしている現場をご紹介します♪ 塩ビシート防水機械固定絶縁工法って何?? 今回の防水工事は、塩ビシート防水の機械固定絶縁工法です。長い名称で難しそうですが、分けると分かりやすいです。 塩ビシート 塩ビシート・・名前の通り塩ビシートです。防水工事に使われるシートにはいくつか種類があり、塩ビシート、ゴムシート、アスファルト防水シートがあります。その中の塩ビシートを使います。塩ビシートは耐久性がありゴムシートよりも穴が空きにくく強いです。 機械固定 シートを固定する方法に接着材を使う方法と機械を使いディスクを圧着させて固定する方法があります。機械固定にも、先にディスクを固定する先打ちと塩ビシートの上から打つ後打ちとあります。今回は先打ちです。 絶縁工法 絶縁工法というのは、既存の防水層や下地と塩ビシートをくっつけない工法です。シートを接着させない絶縁工法をする場合は、既存の防水層や下地が傷んでいて水分を含んでいる可能性がある場合にします。既存の防水層や下地に絶縁シートを敷き、塩ビシートを機械で固定し、下地と塩ビシートの間を通気できるようにします。脱気筒を取り付けそこから空気が逃げるようにする工法です。リフォーム、改修工事にはこの絶縁工法がほとんどです。逆に新築時の防水工事には下地の傷みがないため接着工法をします。「塩ビシート」「機械固定」「絶縁工法」この組み合わせを変えるとまた違う工事になるんです。例えば、ゴムシート接着工法や、ウレタン防水絶縁工法など防水工事には防水の種類や施工方法がさまざまなのでたくさんの工法があるんです。 既存の防水はゴムシートにウレタン防水をしていました 既存の防水はゴムシート防水で、その後改修工事でウレタン防水を密着工法でしてありました。ゴムシートの上に密着工法でウレタンで防水層を作っているので、下地が傷んで雨水を含んでいても通気できるようになっていません。それでも蒸気は逃げようとするので、内側から防水層を壊して出ていきます。防水層が壊れてしまうと雨が降ったときに雨水が入ってしまいます。ウレタン防水は浮いてひび割れていました。割れたところからまくってみると、防水層の中は濡れていました。ウレタン防水の下のゴムシートも切れていたら、下地にまで雨水が入っている可能性があります。既存が傷んでいるので密着工法ではできません。通気できるように絶縁シートを使う絶縁工法(通気緩衝工法)で施工します。 接着剤は驚くほど強力!間違えて踏んだら大変なことに 絶縁工法は最初に接着剤を数か所塗って絶縁シートを敷き、固定します。全体に接着剤を塗ってしまうと密着工法になってしまうので数か所です。この接着剤は乾くと透明になります。数か所しか接着剤を塗っていないのでどこに塗ったか一見分かりません。間違えて踏むと大変なことになります。・・めっちゃ強力です!私は過去にちがう現場で踏んだことがあります。まるでゴキブリホイホイみたいに動けなくなります。抜けようとしたら靴だけ取り残されました(笑)。今回の現場ではすごーく気を付けました! 機械固定法にはディスクを使用します。 絶縁シートを敷いたら、既存の防水層と絶縁シートをディスクで固定します。その上から塩ビシートを敷き、塩ビシートと塩ビシートと絶縁シートの間に入っているディスクを圧着させて固定していきます。この機械を使って固定します。絶縁工法は脱気筒を取り付けて完成します。脱気筒から蒸気が出ていくんです。この屋上の端はシートではなくウレタン防水をします、シートは範囲が広く平らな面に適していますが、立ち上がり部分にはあまり適していません。どんな形でもできるウレタン防水で立ち上がりや狭い部分を防水します。また進捗をお伝えします♪ 過去のシート防水工事の現場ブログ→岡山市ビル防水工事 シート防水完成!受水槽の塗装をします ブログ一覧へ 関連記事をチェックする