岡山市のビルの外壁工事!打診調査でタイルの浮きを調べます
- 雨漏り対策
こんにちは!倉敷市でもコロナウイルスの感染者が増えてきましたね!マスクの着用、手洗いとアルコール消毒を忘れずにやっていきます!
さて、昨日は6階建てのビルの現場へ行ってきました。岡山駅の近くで大きなビルです。
タイル張りの立派なビルですが、やはり経年劣化は起こりますのでメンテナンスが必要です。タイル張りの建物は、タイル自体は長持ちするのですが、タイルをくっつけるモルタルなどは劣化していきます。劣化して水が入ってしまうとモルタルやタイルを浮かしてしまい、最後には剥落・・となってしまうこともあります。実際に、マンションのタイルが剥落して、人がけがをしたり亡くなったという事故は起きています。
事故が起きてからでは遅いので、不具合が出ているところはないかを調査して、修理をする必要があります。
今日は、調査をしているところでした。 ↑調査をして、外壁に不具合が起きている箇所をマークしていきます。(マーキング) これは、外壁の中のモルタルが躯体とくっついていない・・つまりモルタルが浮いているところやタイルがモルタルと密着してないところをマーキングしています。
どうやってその不具合箇所を見つけ出すかといいますと、”打診棒”を使っての打診調査です。
打診棒という棒を使って、トントン叩いたり、コロコロ転がしたりして音が違うところを探っていきます。モルタルが浮いていると、音が、空洞がある感じのようなコンコンという音がするんです。・・文章にしても分かりにくいですよね(笑)
音だけで違いが本当に分かるかな?と思いましたが、私もやってみると確かに違うんです。外壁の中が何も問題なければ、高いトントンと響かない音がします。でも、不具合がある外壁だと、ちょっと低めのコンコンと響く音なんです。
↑私もやってみました。
低い階のところでは、トントン、コンコンやっていたのですが、6階に来て、隣のビルの屋上が見えて、急に高さを感じてからは打診棒を持つ手に汗をかいて、落ちたらどうしよう!と不安になり、打診棒は胸ポケットにしまいました(笑)
施工中に道具が落ちたりしたら大事故になってしまうので、アサガオと呼ばれる、落下防止の板が、もちろん足場に設置されていますが、それでも不注意で道具を落とすことは大変危険です。集中してしっかり持っておかなければいけません。
職人さんは、調査したり、工事のときもいろいろな道具を持っているけど、足場の高いところでも作業はあるので、改めてすごいなぁと思いました。もちろん安全を一番に仕事をしています。
今回の調査はまだ時間がかかります。念入りに調査をして、その箇所にあった修理や改修方法を施工していきます。
また進捗をお伝えしますね♪