倉敷市のアパート塗装!ALC外壁のシーリング打ち替えてます!
- 雨漏り対策
こんにちは!台風10号が去って涼しくなるかなと思いましたが、今日は気温が高いです・・。
昨日は倉敷市のアパートの塗装工事の現場へ行ってきました♪
この日の作業はシーリング(コーキング)の打ち替えをしていました。
こちらのアパートの外壁はALCパネル(軽量気泡コンクリート)です。なのでシーリング箇所が多くあります。
ALCパネルというのは、サイディングのようなボードですが、サイディングに比べて、耐久性、耐火性、断熱性が高く軽量です。なので、一般の住宅にも使われますが、大きな建物に使われることが多いです。大型商業施設や倉庫、東京都庁やスカイツリーにも使われている、安全な外壁なんです。
メリットばかり言いましたが、もちろんデメリットもあります。
ALCパネルのデメリットは、水に弱いこと、目地が多い、費用が高いことです。
ALCパネルは、軽量気泡コンクリートです。その名の通り、軽量ですが、ALCの断面を見ると分かるんですが、小さな気泡のような穴がいくつも開いています。
この気泡のおかげで軽量で、断熱性や遮音性が高いのですが、ALCパネルの外壁に塗ってある塗装が劣化し、防水性が落ちて雨水が染み込んでしまったら、気泡で雨水が浸透しやすく、雨漏りになりやすいんです。
こちらの現場ではないのですが、過去の現場で、ALCパネルのひび割れを修理するために、大きく削ったときの断面が気泡が分かりやすいのでご紹介します。
削ったところの断面に小さな気泡のような穴がたくさん開いています。
このおかげでメリットがたくさんあるのですが、もしも水が回ってしまったときが、回るのが早く、大変なんです。
なのでALCパネルは塗装とシーリングのメンテナンスがとっても重要なのです。
今回の建物はシーリングの色変えがあります。通常のシーリングは白色ですが、外壁の色に合わせて、シーリングの色も変えます。シーリングの打ち替えした上から塗装するから、何色でも関係ないと思われるかもしれませんが、塗装後、10年くらい経って、塗膜やシーリングが劣化してきたら、シーリングがひび割れてきます。そのときに、濃い外壁に白のシーリングが見えたらとっても目立ってしまいますよね!劣化したときのことも考え、色分けをするんです。
シーリングの打ち替えが終わったら、アパートまるごと洗浄作業になります。またお伝えしますね♪