岡山駅前のビル塗装工事、厚膜でひび割れしにくい壁に!
- 雨漏り対策
こんにちは!今年はコロナウイルスの影響でイベント中止が多く、倉敷のスポーツのイベントや雑貨のイベントもなさそうですね・・。でも、ぶどう狩りやなし狩りなどの屋外で楽しめるものは人気みたいですね。去年は栗拾いをしました。今年はなし狩り行きたいです♪
さて、今日は先週行きました岡山駅前のビルです。
この日はビル屋上の看板内部の塗装作業中でした。
以前、看板を支える、ジャングルジムのような鉄骨を塗装しましたが、今回はその下の壁部分です。
↑ジャングルジムのような鉄骨
ビルの6階で外からは全然見えない部分ですが、塗装は必要です。見た目だけでなく、塗装には中の躯体を守る役割があります。モルタルやコンクリートに雨水が入ると雨漏りを起こして最後にはコンクリートの中にある鉄骨までも劣化させてしまいます。
雨がコンクリートにまで染み込んで、エフロレッセンスを起こしている箇所は上の階ほどたくさんありました・・。
塗装には防水効果もあるので、見えないところでも、しっかり塗装していますよ!!
職人さんが持っているのは、マスチックローラーです。厚膜をつけるときに使うローラーで、塗膜を立ち上げて、厚みをつけることができます。(山上げ)使っている塗料も厚膜がつく、重たく、弾力のある塗料です。まずは下塗り1回、そのあとに厚膜をつける山上げを2回、仕上げの色をつける上塗りを2回塗装します。塗装で5回塗ります。通常、一般住宅で3回塗りがほとんどなので、(たまに家の状態に合わせ4回のこともあります)こちらのビルは、5回塗りでしかも厚膜仕様なので、相当丈夫になりますね!
きれいですね!でこぼこの立体感もいいですね。ローラーでこんな模様が出るんですね。弾性の塗料なので、ゴムのように伸び縮みします。なので、揺れたときに建物に合わせて追従(動きについていく)することができるんです。動きに追従するので、ひび割れしにくくなるんです。モルタルはひび割れしやすく、しかも建物の高いところほど揺れるので、このような厚膜で塗装する必要があるんです。