倉敷市で足場組立中!外壁のシーリングにブリード現象が!?
- 雨漏り対策
こんにちは!岡山県は梅雨が明けましたが、毎日どこかで雨が降っていますね。でも晴れるとセミが鳴いていて、夏が来たな~と感じました。
今週からまた新しく塗装工事が始まりました。倉敷市の足場を組み立てている現場です。
足場の組み立ては4人で作業していました。下にいる人が必要な部材をトラックから取って、中間の足場にいる人に渡します。中間にいる人は上の人に渡して、上にいる人が足場を組み立てていました。足場に使う部材は、長いもので2mを超えるので、運ぶときにカーポートや住宅に絶対にぶつけないよう慎重に渡します。しかも重いので、もしも落としたり当たったら大怪我です。安全第一に作業します。
足場計画図です。この図の通りに設置、組み立てていきます。
私は足場を組み立てているところをじゃましないよう、施工前の様子を見ました。
樋がかなり色褪せていました。外壁も屋根も塗装をしているそうなんですが、樋だけかなり色褪せていたので樋は塗っていなかったのかなと思います。
気になったのが、シーリングが黒い・・。これは、以前も見たことがあります!
シーリングの「ブリード現象」!
過去のブリード現象が起きた現場ブログ
→倉敷市の住宅塗装!ブリード現象が起きたシーリングを撤去!
シーリングが黒くなり、にじんだようになっています。これは、シーリングに含まれる油が原因で、塗装したときの塗料との相性が悪いときに起こる現象なんだそうです。
どの目地も黒ずんでいて、まるで模様のように目立っていました。
リフォームサポート塗夢では、このシーリング材はノンブリードタイプの(油分が含まれていない)ものを使用しています。なので、どの塗料で塗装しても、ブリード現象が起こることはありません。
北面にはコケや藻が外壁に生えていました。北面は日が当たらないので、このようにコケや藻が生えてしまうことが多いです。これは高圧洗浄機を使った洗浄で取れます。カビが発生している場合は、バイオ洗浄をしますが、こちらの外壁はコケや藻だけなので大丈夫そうです。
こちらの住宅は、外壁も屋根も、無機塗料で塗装します。無機塗料は、一般的なシリコンやウレタンに比べ、有機質の成分が少なく、無機質な成分が多い割合で入っています。なので、色褪せが少なく燃えにくいです。コケや藻の餌になる有機質が少ないので、コケや藻が生えにくく広がりにくいです。苔や藻に悩まされている住宅には無機塗料がぴったりですね!
足場が完成したら、最初にシーリングの撤去と打ち替え作業にかかります。また現場へ行きます♪