倉敷市で会社事務所の外壁工事!シーリングの撤去作業です 2022.08.16 塗装 目次1 シーリングの打ち替えはなぜ必要なの?2 外壁はセメント系のアスロック シーリングが多いです3 シーリングひび割れは塗膜のひび割れでした4 劣化したシーリングの撤去作業 いつもブログの閲覧ありがとうございます♪ ↓当社で施工されたお客様の声はコチラ↓ こんにちは!お盆休みが明けました。「お盆開けたら涼しくなるね~」と昔は言われていましたが、今は関係ないですね、とにかく暑いです。熱中症に気を付けて頑張ります。 さて、今日は倉敷市で会社事務所の外壁塗装工事をしている現場です。最初のシーリング(コーキング)撤去と打ち替え作業です。 シーリング(コーキング)打ち替え作業は、塗装で隠れてしまう部分ですが、実はとっても重要な作業です。 シーリングの打ち替えはなぜ必要なの? シーリング打ち替え作業がなぜ大事なのかといいますと、「シーリングが切れると雨漏りする可能性があるから」です。住宅を急激に劣化させるのは水です。住宅は水に弱いので雨漏りは絶対にさせてはいけません。 例えばシーリングが切れていてそこから雨水が入った場合、外壁の奥には透湿防水シートがあります。その透湿防水シートは雨水を内壁に入らせないためにありますが、透湿防水シートを留めているビスが雨水で濡れて劣化し、その隙間から雨水が入っていく事例もあります。透湿防水シート自体が雨水に濡れ続け、時間をかけて劣化し雨漏りするケースもあります。 雨漏りを防ぐためにまずはシーリングを打ち替えることが大事なんです。 外壁はセメント系のアスロック シーリングが多いです シーリングは、外壁がサイディングやALCパネルのようなボードタイプのものでは必ず必要になる部分です。今回の外壁は「アスロック」素材はセメントで耐火性、遮音性が高くオフィスビルや工場の外壁や間仕切壁などに使われています。なかなか住宅では見ることがないですが、塗夢でも過去に何度か塗装したことがあります。 過去に塗装した現場アスロックの外壁塗装→岡山市の住宅、外壁・屋根塗装 外壁材によって劣化状況がちがう! アスロックの外壁は目地が多くあります。その分外壁にひび割れは少ないですが、シーリングが劣化すると雨水が侵入できる箇所も多くなるので、シーリングが切れる前にメンテナンスすることが大事です。 シーリングひび割れは塗膜のひび割れでした 既存のシーリングはひび割れがすごく目立っていてびっくりしましたが、シーリングが割れている訳ではなく、上から塗装した塗膜のひび割れでした。 過去に塗装メンテナンスをされているそうで、そのときにシーリングの上に塗装した塗膜が割れていました。塗膜によってシーリングは切れずに保護されていました。 新築時はデザインされているボードを貼るので、塗装はしません。なのでシーリングは塗膜に保護されていないので1回目のメンテナンスが1番シーリングが傷んでいることが多いです。 たとえ塗膜のひび割れでも、シーリングをそのままで上から塗装した場合、またすぐに同じように塗膜が切れてしまいますのできちんと撤去し打ち替えていきます。 劣化したシーリングの撤去作業 シーリングの撤去にはカッターを使い、シーリングの両端に切れ目を入れて引っ張ると取ることができます。 シーリングは2面(両端)にくっついていて後ろ側にはくっついていないんです。その理由は、建物が振動などで動くときに、外壁材とシーリングが追従(動きについていける)でき、外壁材の割れを防ぐためです。たまに2面でないといけないのに3面接着されている住宅があります。そのような住宅の外壁はやはり割れていることが多いです・・。 2面両側に切り込みを入れてシーリングを引っ張ると撤去できます。 撤去したら新しくシーリングを充填していきます。 シーリングの充填作業が終わったら高圧洗浄で建物全体を洗浄し塗装作業に入ります。また現場へ行ってお知らせします♪ ブログ一覧へ 関連記事をチェックする