４月２５日にネパールで大地震が発生。神奈川県の箱根山では４月２６日以
後、小規模な火山性地震が頻発しており、５月６日には噴火警戒レベルが平常
時の１から２へ引き上げられました。箱根山の噴火警戒レベルが２となるのは
初めてです。

ところで、今から７年前の本日、２００８年５月１２日１４時２８分。中国
・四川省でＭ７．９の大地震（四川大地震）が発生。死者は９万人超とも報じ
られています。

地震発生の数日前からいくつかの「宏観異常現象」（こうかんいじょうげん
しょう）が観測されていたそうで、

１）５月１０日には四川省で数十万匹のヒキガエルの大規模な移動が見られた

２）四川省に近い湖北省の恩施の池で８万トンの水が５時間でなくなった

３）地震の約１０～３０分前に色が付いた地震雲が観測された・・・

等々です。

ちなみに「宏観異常現象」とは、大きな地震の前触れとして発生ないし知覚
されると言われている生物的・地質的・物理的異常現象を呼称するものです。
犬や猫が激しく走り回ったり、朝焼けや夕焼けが強くなったり、井戸水の水位
が変わったり、温泉の温度が上昇したり、リモコンの動作不能など電気製品の
不調といったものもあるそうです。

工事現場も同じですが予期せぬ出来事に注意を払い日々を過ごしていかないといけませんね。

では本日の現場ブログへ。

先日より着工させて頂いてます倉敷市真備町Ｎ様邸。塗夢のＨＰよりお問い合わせ頂き工事をさせて頂いております。

仮設工事も完了し現在サイディングパネルのシーリング撤去打ち替えを行っています。

既存のシーリングを全て撤去し新たにシーリングを打ち替えてます。

工程的には既存シーリングを撤去、養生貼り、ボンドブレーカーの挿入（構造的に入れなくても良い場合もあります）、プライマー塗布、シール打ちというステップとなります。

どの工程に手抜きがあってもシーリングは簡単に切れてしまいますので注意が必要です。

既存のシーリングを外し丁寧にマスキングをしていきます。

プライマーをサイディングの小口に塗布しています。

↑これでﾃｰﾌﾟを外せば完了です。

シーリング工事はサイディングボードでは切れると漏水しますから重要な役割を果たしますから塗装前に再度チェックします。

Ｎ様邸はｶｰﾎﾟｰﾄが家と隣接しており仮設足場が組みにくい状態でした。

通常であればｱｸﾘﾙ板を撤去、復旧するのですが明り取りの板がはめ込まれており難しい状況でした。

今回はｶｰﾎﾟｰﾄの上にバタ板を敷き込み基材に荷重が掛からないように工夫しました。

このままですとｶｰﾎﾟｰﾄに荷重がかかりｱﾙﾐﾌﾚｰﾑを損傷させる事があるので、下から支えをして直接荷重が掛からないようにしました。

こうする事でｶｰﾎﾟｰﾄに荷重がかからいため安心して作業が出来ます。

後2日程度でｼｰﾘﾝｸﾞが終わる予定ですので次の工程は高圧洗浄。

またブログをＵＰしていきますので楽しみにしといて下さい。

ではまた明日