コンクリート造漏水、塗膜剥離の恐ろしさ!(^^)!
- 雨漏り対策
台風の雨も上がり良い天候の予定だったのですが、先程から突然雨が降り出しましたね・・・・
突然の雨やめて欲しいですよね・・・
昨日岡山市津島F様邸に訪問しました。
先日洗浄が終わり今日から塗装工事ですが、職人からすぐに来て欲しいと連絡があり慌てて現場に行きました
現場の構造はRC造(鉄筋コンクリート)現調では軒の剥落とかは確認出来ていましたがパラペットの塗装剥離は確認出来ていませんでした。
正直見た目では判断出来ませんでした。
調べてみると屋上防水の端部から漏水しています。
その部分からパラペットの塗膜との間に雨水が浸入して塗膜剥離を起こしています。
塗膜がべローンと捲れます・・・
この状態で全ての塗膜を撤去する事は不可能ではありませんが、屋上の防水を全てやりかえる必要がありますので膨大なコストがかかってしまいます。
昨日お客様と足場に昇り現状での報告をさせて頂きました。
正直お客様も呆然・・・・
対象物件は築40年で屋上防水は何回も改修しているとの事でしたが、あちこちに水が廻り大変な事になっています。
RC構造は強くて強靭ですが漏水するとコンクリートが中性化してしまし脆い状態となります。
改修でベストな方法としては今ある防水を全て撤去し新たに防水をするしか方法はありません。
しかしコストガ百数十万かかるのでお客様には提案しにくく、現状で安価提案な無いかと思案しました。
結論からいうと、現状雨漏れしているのはパラペット部分が殆どですから、この部分にはガルバニュウム鋼板を巻く仕様を提案させて頂きました。
これで完璧という仕様ではありませんが、コストを優先すると仕方ない決断だと思います。
お客様にも説明させて頂き納得頂きましたので、塗装工事+板金工事で現場を収めていきたいと思います。
ではまた明日