塗装塗替の見積書の3つのチェックポイントとは?
- 雨漏り対策
外壁塗装工事の前に欠かせないものといえば、
複数業者への見積もりです。
今回は、その見積り書のチェックポイントを3つご紹介いたします。
まず一つ目のチェックポイントは
使われているすべての塗料が同じランクのものかどうかということです。
外壁塗装、屋根塗装に使われる塗料と、それ以外の部分、
例えば雨戸や破風、雨どいなどに使用される塗料のランクは
同じものである必要であります。
そうでないと、後々面倒くさいことになります。
どういうことかと申しますと、
例えば外壁・屋根の塗装には耐用年数が
10年の塗料を使用したとします。
それ以外の部分の塗装には、
安いのもあって5,6年しかもたない塗料で塗装をしました。
するとどうなるでしょうか。
5,6年経った頃、外壁は綺麗なままなのに
雨戸等の塗装が剥げてきてしまうのです。
ですから、外壁塗装工事は、全ての部分の塗料のランクが同じ、
つまり耐用年数が同じ塗料を使用することを推奨します。
チェックポイントの二つ目は塗装が3度塗りになっているかどうかです。
外壁塗装の基本は、3度塗りです。
最初に上に塗る塗料をつきやすくするための下塗りをします。
次に中塗り、最後に上塗りです。
中塗りと上塗りは、同じ塗料を2度重ねて塗っていきます。
外壁塗装は、3度塗りでないと意味がありません。
場合によっては、耐用年数も半分以下になることがあります。
各見積り書を見て、3度塗りになっているかどうかを確かめましょう。
チェックポイントの三つ目は、
ケレンが見積もり項目に入っているかどうかです。
ケレンとは古くなった塗膜をはがしたり、
錆を落としたりする工程のことです。
これを省くとどんなに高級な塗料を使用しても
意味がなくなってしまいます。