屋根の塗り替え時期の判断方法とは?
- 雨漏り対策
一般的に屋根の塗り替え時期はスレートは10年、
トタンは5~8年といわれています。
しかしそれはあくまでも目安であり、
「その時期が来たら必ず塗り替えをしないといけない」
というわけではありません。
なぜなら、
屋根塗装の塗り替え時期は屋根材や塗料だけでは決まらないからです。
屋根材や塗料以外にも、
直射日光・風通り・湿度といった気象環境や
勾配、谷樋、ドーマなどの屋根の形状、また高圧洗浄やケレン不足などの屋根の施工状態、といったことがが塗り替え時期に影響しているのです。
つまり、塗り替え時期には
環境や形状の違いによる紫外線と水分が大きく関わっています。
また塗り替えが2回目以上だと、前回の塗装技術も大きく影響されます。
よって経過年数だけで、塗り替え時期を決定することはできません。
では、何を基準に判断すればいいのでしょうか。
それは屋根を見ることにつきます。
では、
具体的にはどのようなポイントに気をつけてみればよいのでしょうか?
まず、塗装の艶はあるかないか、
また以前よりも色が薄くなったかどうかを見ます。
次に屋根が白くなっているかどうか、
つまりチョーキング現象が起きていないかどうかをチェックします。
また、屋根が黒ずんだり、赤くなっていないかどうか、
塗装が剥がれ、屋根材自体が見えていないかどうかも調べましょう。
特に2つ目で挙げた「チョーキング現象」が出てくると
塗り替えのサインだとお考えください。
2階、3階の屋根の場合はどうしても
ご自身で屋根をご覧になれないこともあるでしょう。
その場合は、安全面からも、
業者の方に頼んでみてもらうようにしましょう。