塗装工事中に近所とトラブルが起こることは、多々あります。

今回はそういった事例と共に、対処法についてひとつずつ説明していきましょう。

まず、多いのが塗料の飛散です。職人たちは丁寧に塗っているつもりでも、隣家との距離が近ければ微量の塗料が飛んでしまう可能性があります。

しかしこの問題は、事前にしっかりと養生をしておくことで回避できる場合があるのです。

養生とは、ビニールシート、テープなどを使って壁や塗装が不必要な部分を保護することを意味します。

少しでも飛散する可能性がある部分は、養生しておくことをお勧めです。

次に、防犯です。これは近所付き合い、には限りません。

外壁塗装をするときは、家周りに足場を設置することが必要不可欠となります。

言ってしまえば、足場を使って家に侵入することが容易になるからです。

もし盗難などがあった場合、近所を疑うことになってしまうかもしれません。

このようなトラブルを防ぐために、足場が設置されているときは特にいつも以上に防犯をしっかりと行うようにしましょう。

最後は、「におい」です。

塗料によっては刺激臭を放つものもあります。

乾燥すれば、幾分かにおいは落ち着きます。しかし自分の家ならまだしも、他人の家からの異臭を非常に嫌がるひともいます。

そのような場合は、シンナーを使用しない水性塗料を選択すると良いでしょう。

近所トラブルの多くは、事前に工事のことをつ耐えておくことで解決できます。

きちんと塗装工事が始まる前に、挨拶をまわるよう心がけましょう。