屋根の構造について
- 雨漏り対策
屋根は外壁と同様、年中雨や風、紫外線といった避けることのできない自然からの影響をうけています。
ですから、もちろん屋根も年々劣化していきますし、定期的にチェックすることが重要です。
しっかりと屋根の構造を把握しておきましょう。
今回の記事では「屋根の構造」についてご紹介させていただきたいと思います。
基本的に屋根は下から順に、「垂木」「野地板」「ルーフィング」で構成されており、その上に瓦やスレートなどの屋根材が設置されます。
どの建材もそれぞれ目的がありますが、今回はルーフィングについて詳しくご紹介させていただきたいと思います。
なぜならば、皆さんがご存知のことだと思いますが「雨漏り」に大きく関係するからです。
ルーフィングとは、屋根からの雨漏り防止のために野地板の上に敷く防水シート状の建材です。
もちろん瓦やスレートなどで雨漏りを防止することもできますが、最終的には屋根材で防止できなかった雨水を野地板や屋根裏に浸み込ませないように促しているのは、ルーフィングになります。
ルーフィングは年々劣化していくものですので、もし雨漏りをしたならば、ルーフィングの腐食が原因かもしれません。
放置しておけば家自体の劣化にもつながりますので、しっかりと屋根の構造を把握しておきましょうね。