倉敷市 屋根は劣化が多く無機塗料で塗り替えます! 2022.11.02 塗装 目次1 屋根は特に劣化が目立ち歪みがありました2 塗料の値段と耐久性‥足場費用や人件費も考えて3 無機塗料で塗装する屋根の下塗りをしています こんにちは!寒くなってきましたね~。去年も感じたんですけど、夏が終わって一気に寒くなるような気がします。秋が短いような・・。薄手の羽織を着ずにコートが必要になっています💦 さて、今日は倉敷市児島の屋根と外壁の塗装現場です。 屋根は特に劣化が目立ち歪みがありました こちらの住宅は屋根はスレート(カラーベスト)で外壁はモルタルと増築部はサイディングです。屋根も外壁もメンテナンスが必要です。屋根のスレートは、過去に塗装されているけれど劣化状況がよくなく、コケや藻が多く生え、スレートに反りや歪みが起きていました。反りや歪みの原因はスレート瓦に防水性がなくなり水分を吸収しているからです。雨が降り、屋根が雨水を吸収し、晴れて乾くを繰り返し反ったり歪んだりするんです。しかも雨水をスレート瓦が吸収すると、コケや藻が生えてしまいます。コケや藻が生えると根を張るのでスレート瓦が割れやすくなってしまいます。↑コケが多く生えています。コケの原因は塗料に含まれる有機成分がコケの栄養になるから一度生えるとどんどん増えていってしまうんです。今回こちらの屋根に塗装する塗料は無機塗料です。無機塗料はコケや藻が生えにくいのでコケが生えやすい屋根にピッタリです。無機塗料はコケや藻のえさとなる有機成分が少なく無機成分が多いのでコケや藻、カビも生えにくいんです。塗膜は長持ちでシリコンの倍持ちます。耐久性が高く色褪せもしにくいです。艶も長く維持できます♪塗夢のおすすめ無機塗料→https://paint-tom.com/paint/ただ、こんなにたくさんメリットがあるのでもちろん価格はシリコンやフッ素よりも高いです・・! 塗料の値段と耐久性‥足場費用や人件費も考えて 無機塗料は長持ちして色褪せもしにくくコケも生えにくい・・いいところだらけですが、他の塗料に比べて費用が高いです。ですが、長持ちすることを考えるとどちらがよさそうでしょうか・・。 塗料の比較とライフサイクルコストの表です。30年同じ家に住むと考えて、メンテナンスにかかる費用を比べてみると、よく使われているシリコン塗料が8年ごとに塗り替えて4回塗装工事が必要です。無機塗料だと20年ごとに塗り替えなので2回で済みます。塗装工事には足場費用や、管理費用などの材料費以外もかかります。そのことを考えると1回の塗装費用はかかりますが回数が少ない方が30年間で考えると安くメンテナンスができるんです。 無機塗料で塗装する屋根の下塗りをしています 屋根の塗装は最初に下塗りの塗装をします。下塗りは防水性がなくなった屋根材の吸い込みを止めたり、上塗り塗料との密着をよくするために必ず必要な工程です。吸い込みを止めるというのは、防水性がなくなってしまった屋根は雨水を吸い込むように、塗料を吸い込んでしまうんです。塗った直後でも乾くように色が元に戻って、塗料が屋根に吸収されてしまうんです。そこで下塗り材が必要になります。下塗り材を塗ると中に吸収されるのが止まり、上塗りを塗装しても大丈夫なんです♪縁切りにはタスペーサーを使用!屋根材と屋根材のすき間には縁切りの工程の代わりに「タスペーサー」を入れています。縁切りというのは、上塗りの塗料を塗った時に、塗膜が屋根材を覆ってしまうので、乾いた後、屋根材と屋根材のすき間をカッターで切っていく作業のことです。この縁切りをしないと湿気がたまって基材を傷めてしまいます。塗夢ではこの縁切りをタスペーサーを使って差し込んで隙間を作っています。最近では縁切りにタスペーサーを使用するところが多くなりました。カッターを使わないので他にキズを付けてしまうリスクもありません♪下塗りが乾くと次は上塗りです。上塗りは2回塗り重ねます。無機塗料で美しく仕上げていきますよ~♪ ブログ一覧へ 関連記事をチェックする