岡山市北区 劣化したモルタル外壁を下塗り2回でひび割れも防ぐ
- 雨漏り対策
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こんにちは!スペシャル番組が増えてきて年末だな~と実感します。M-1グランプリ見ましたか?面白かったですね!シリアルと最中・・思い出すだけで笑えてきます(笑)
さて、今日は岡山市北区のお家です。とっても古い建物の塗り替えをさせてもらっています。
こちらの現場、道路沿いに建っているので足場に警告灯を付けています。足場は、建物の回りをぐるっと囲むので、道路沿いの建物に足場をかけるとどうしても道路に出てしまいます。普段は何もない歩道のところへ、足場の鉄柱が出ていると、歩行者や車がぶつかってしまう恐れがあります。特に夜は暗くて見えないので危険です。
この警告灯は、夜になると光るので、歩行者に何かがあることを知らせることができます。道路沿いにある鉄柱全てに取り付けています。
他に、足場が道路を使わせてもらうので許可がいるんです。その許可証も見えるところに付けています。
こちらの現場では外壁の塗り替えをします。
元の外壁は砂が混じった塗料の吹き付けで、経年劣化により、触るとパラパラと落ちてしまうような状態でした。
ひび割れも多く、塗膜もないような状態の箇所が多いので、モルタルの外壁ですが、工程は4度塗りをします。下塗が2回、中塗り1回上塗り1回です。下塗りを2回塗るのは、外壁が塗料を吸い込んでしまうからです。塗膜の機能性がない状態だと、防水性がないので、外壁のモルタルが水分を吸い込むように、塗料も吸い込んでしまうんです。
なので、まずはシーラーと言われるサラサラの下塗り材を塗装します。このシーラーで吸い込みを抑えます。次に、弾力性のあるひび割れに強い下塗り材の、サーフを塗装します。モルタル外壁にはサーフは相性が良いです。
↑サーフを塗っています。
あと、こちらの現場で驚いたんですが、木部にサビ止めを塗っていたんです。ん!?鉄部ではなくどうして木部に??まさか間違えて・・?と不思議に思って聞いてみたら、やっぱりちゃんと理由がありました。普通、サビ止めは鉄部に塗ります。だってサビを抑えるからです。でも、今回、木部に塗っているのは、”木が通常の建物よりも、ものすごく乾燥しているから”だそうです。乾燥していると木部用の下塗り材を塗っても、防水性のない外壁と同じです、吸い込んでしまうんです!でもなぜサビ止めが吸い込みを抑えるのかといいますと、サビ止め、優秀なんです。サビ止めには細かい粒子が入っているそうで、その粒子がサビをお抑える効果があるそうなんです。木部に塗った場合、その細かい粒子が乾燥した木に深く浸透して、きちんととどまってくれるのです。吸い込みを抑え、防腐効果もあるのでサビ止めを塗るんだそうです。
古い建物がキレイになるとびっくりする程変わります。完成がとても楽しみです♪