岡山市北区 玄関回りに高級感のあるトラバーチンの塗装を!
- 雨漏り対策
こんにちは!暦の上では春ですね。立春の前日が”節分”です。節分って2月3日のイメージですが、本当は1年間に4回あってそれぞれ四季を分ける前日なんですね~。大人になってから知りました!
さて、前回のブログでは、岡山市北区の借家の完成をお伝えしましたが、今日は本宅の外壁塗装の進捗状況です♪
前回のブログでは、借家の外壁をゆず肌模様の塗装をしたことを書いています。
前回のブログ→岡山市北区 柚子肌模様で外壁塗装をしたお家が完成しました!
今日は、今施工しています、本宅の外壁塗装の様子です。
こちらの建物は、借家と同じく全体的にゆず肌模様仕上げですが、玄関の回り部分は、トラバーチンという模様で仕上げます。
アップにするとこんな感じの模様です。
私はこの模様がすごく好きです。外壁の一部でもこのトラバーチンが入ると、一気に高級感が増します。
この建物は、既存の外壁はモルタルで、リシンという古い建物には多い塗装がされていました。リシンは、骨材と言われる、砂やじゃりなどを合わせた塗料を吹き付けて塗装します。
こちらが施工前の外壁のリシンです。
見たことありますよね。築年数が20年前後の建物には、モルタル外壁が多くあります。なので、リシンの塗装をしている建物も多いんです。
リシンは劣化してくると、塗料に混ざっていた砂やじゃりがパラパラと落ちてきてしまいます。メンテナンスが大事です。この、外壁の上から玄関回りだけをトラバーチンにしました。
モルタルの外壁には必ず目地があります。トラバーチンを施工するときには目地を消さなくてはいけません。
ちょっと分かりにくいですが、赤線でまるしているところが目地の部分です。この目地は、建物に力が加わったときに、そこに力や衝撃が集まるようにするためにあります。なので、目地にひび割れがあることが多いですが、そのためにあるので大丈夫です。何もないところにひび割れが起きている方よくありません。
目地のメンテナンスにはコーキングを打ちます。コーキングはゴムのように弾力があるので、力を吸収してくれます。
今回、玄関回りだけトラバーチンをするので、トラバーチンを施工するところだけ目地を隠します。隠すけれど、モルタル外壁に目地は必要なので、コーキングを打って、寒冷紗というシートをかぶせて埋めていきます。そうすると、力や衝撃が建物に加わったとき、きちんと隠れた目地で吸収してくれるんです。
↑目地に寒冷紗を貼って薄いコーキングで止めています。層になるので、最初に施工する部分をサンダーで薄く削っているんですよ。仕上がりが平らできれいになるからです。経験豊富な職人にしかできない技です。
完成が楽しみです♪