倉敷市の事務所の塗装、モニエル瓦の屋根は無機塗料で塗装!
- 雨漏り対策
こんにちは!岡山・倉敷は昨日の朝は雪が少し積もっていて、とっても寒かったですが、今日は少し和らいだような気がします。なので現場を4ヶ所回りました♪
今日紹介するのは、倉敷市の事務所の塗装です。塗装は完成して、あとは足場の解体で工事完了です。
屋根は大屋根がモニエル瓦、下屋根はカラーベストです。モニエル瓦は今は作られていませんが、まだまだ塗装のメンテナンスや葺き替えの依頼はたくさんあります。
この事務所の現場は、屋根の棟部分は漆喰で固定されている昔のタイプの工法で、漆喰は劣化するので、剥れがあり、塗装と漆喰部分の修理も必要でした。
瓦はちゃんと塗装したら使えるので、棟部分を一度外して、葺き土や漆喰を新しくしました。
屋根の棟部分のモニエル瓦と葺き土を取り、新しく葺き土を入れ、漆喰で固定しました。
それから、高圧洗浄とケレンでしっかりと汚れやコケ、藻、モニエル瓦の表面にあるスラリー層を除去しました。これを除去しておかないと、新しく塗装しても密着が弱く剥がれてしまいます。
それからようやく下塗りから順に塗装になります。塗装までの下処理が塗膜を長持ちするかを決めます!いくら良い塗料でも下処理をきちんと施工できていないと全然もちません。
今回の塗料は耐久性が一番高いと言われる、無機塗料です。この無機塗料の性能を最大に引き出すために、下処理を丁寧にしています。今回の屋根の下処理は、下処理だけで1日かかりました。モニエル瓦はスラリー層があるので、特に気を付けないといけないんです。
これが完成した屋根です!同じ瓦を使っているとは思えない程ですね。棟部分の修理も仕上がりキレイです。
無機塗料で塗装したので、苔や藻が付きにくく、汚れも付きにくいところが特長です。紫外線に強いので、劣化のスピードが遅く長持ちします。
外壁はモルタル部分とサイディング部分があり、シリコン塗料で塗装しました。
BIFORE!
まずは塗装前です。
サイディングはひびが入っているところもいくつもありました。防水性がなく、触ると手に粉のようなものが付く、チョーキング現象を起こしていました。
AFTER!!
外壁にツヤが出て美しくなりました!
切れていたコーキングも打ち直して、コーキングの切れからの雨漏りを防ぎました。
あとは足場を解体して完成です。全景が見られるのが楽しみです!ではまた次回♪