岡山市のアパート工事!屋上防水をして、外壁から水が抜けるのを待つ
- 雨漏り対策
こんにちは!日曜日は久しぶりに、倉敷市の美観地区を散歩しました。暖かくて気持ちよかったですよ~。コロナが流行しているので、食べたりはできなかったですけど、牡蠣だしのお店とか梶谷のシガーフライのお店で食べるものはいろいろ買って帰りました♪
さて、今日は岡山市のアパート工事です。
アパートの塗装工事、屋上、バルコニー、階段の防水工事をしています。
こちらの建物は、雨漏り箇所が多く、建物にかなり水が溜まっている状態でした。まずは、屋上の防水工事をして、屋上からの雨漏りを止めます。そして、外壁から水が出ているところの水が出てから塗装をするんですが、水がなかなか止まらない事態になっていました。
屋上の防水工事作業中です。屋上は人があまり上がらないので、シート防水です。
建物の中に雨水が入っているので、密着ではなく、”通気緩衝工法”です。密着工法はその名の通り、屋上床に密着させて防水層を作る工法です。通気緩衝工法は、密着させず、通気ができるよう、メッシュシートをはさみ、その上に防水層を作るんです。ようは、建物と防水層の間に空気が通るようになっているということです。
建物と、防水層の間の空気を逃がすために、脱気筒を付けます。脱気筒が付いていると、通気緩衝工法ということです。
建物が劣化で水が入っているかもしれないのに、密着工法で防水工事をしてしまうと、水は蒸発しようとするので、空気が出ます。そのときに、防水層を持ち上げてしまうんです。空気が中に入って、表面がぼこぼこと浮き、最終的には、防水層を破ってしまうんですよ!自然の力はすごいです・・。
こちらの建物は、まずは屋上からの水の侵入は防ぎましたが、外壁からまだまだ水が出てきていました。
大きくひび割れているところや、水だけでなく、コンクリートの成分、エフロレッセンスが溶けだしているところがたくさんありました。最初の調査のときに、打診棒でたたく打診調査をし、モルタルが浮いているところを確認しました。マーキングして、浮きをとめるエポキシ樹脂注入作業もしています。 階段はクラックから水が出て、晴れていてもいつもじめじめと濡れている状態です。
屋上の防水工事をしたので、外壁のクラックを修理して、建物内の水が抜けるのを待ちます。
抜けるのにまだまだかかりそうなら、穴をあけて水を出すそうです。
また続きの工事の様子を書きますね♪それではまた~